現代意識潮流を探る
65019 男と女の勢いの逆転?@
 
北村浩司 ( 壮年 滋賀 広報 ) 03/11/30 PM11 【印刷用へ
>共認不安や存在不安も、男と女で出所が違うんだろうな〜。 (西さん64959

男の不安については、平川さん(64953)が既に触れているとおりだと思います。その男と女の違いという点で、最近気になる事があります。それは若い人と接していてここ2〜3年、男達が徐々に元気を回復して来ているのに対して、年々女たちの勢いが失われ表情も何となく不安げになって来ている傾向があることです。「男が弱くなり女が強くなった」(←性権力>私有権力)のがここ30年の傾向ですが、どうやらここに来てその傾向にブレーキがかかる、或いは逆転の兆しが顕れ始めた感じさえあります。(巷でのホストの隆盛はその兆候の先駆けだったのかも知れません)

それが何故なのか?
不安の出所として考えられる事の一つに、圧力の衰弱した密室家庭における母親の囲い込みが年々ひどくなる事による、「親和不安」の刻印があります。しかしこの点においては、母親に囲い込まれる事が本能的により齟齬が大きい分、男の方が活力の点でより被害度が大きいはずです。だからこの事の説明にはなりません。またこの点では社会不全の増大や閉塞感の高まりも、旧社会=私権のフレームの残存影響度がより強く、閉塞感がその点でより強まるのは男の方のはずなので、これまた説明がつきません。

私はこの問題の深奥にあるのはセックスレスの進行に象徴される「性の衰弱」ではないかと考えています。
役割共認の次元においても存在理由の次元においても、男は「闘争存在」女は「生殖存在→充足存在」です。(実現論1_2_04実現論1_5_02実現論1_7_01)だからとりわけ共認動物たる人類においては役割充足がない、あるいは役割が見えない事が最大の不安の震源地となります。その点女の役割は充足を与える事にあるわけですが、その中核にあるのは性充足です。だとすれば仲間充足を核とした充足基調が強まり、そこで女たちが充足役としての役回りをそれなりに果たていたとしても、一番根っこのところでは非充足状態が年々進行していくことになります。
 
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