共認運動をどう実現してゆくか?
61984 共認活動の生命線=当事者欠乏=自分達で「やってみたい」
 
吉国幹雄 ( 51 鹿児島 講師 ) 03/09/25 AM10 【印刷用へ
>この「口コミ効果」は、共認運動にとって決定的に重要である。 (61827

確かに…。序列闘争の残存する旧市場においても、今や、口コミが最大の制覇力になるというのは、既に当たり前のこと。どこが違う?

>「認識露店」の楽しさや注目度、「やってみたい!」意欲の高まりや広がりから、ものすごい勢いと可能性を感じます。
「認識露店」はまさしく、「自分たちでゼロから着実に新しい『場』を構築してゆく」ことであり、「新しいまつり場」そのものです。<(61885

序列原理下の「口コミ」は、プラス評価(中身)を発信し伝播するという内から外へベクトルに貫かれいている。序列原理下にあるが故に様々なプラス幻想価値が生み出され、またそれを生み出すのが営業マンの手腕である。「口コミ」形成力は内部から発信される中身と強さ、言わば上流から下流への発信力=成果圧力にかかっており、発信源を核として同心円状に拡大させていく。そして、営業マンは序列原理の下で、疲れる…

しかし、共認原理の下での「口コミ効果」は根本的に違うようだ。「やってみたい」とは、普通の人の素直な実感であり、言わば下流から湧き出てくる新鮮な泉(発信源)である。中身は「やってみたい」と思った人々が作っていくものであり、かれらは中身を作る当事者であり、かつ営業マンである。「やってみたい」とは「皆の期待を感じ応えてみなで充足したい」ということであり、まるで充足できる営業活動そのものである。
共認原理下の口コミ活動とは、拡大のための伝播活動というよりも、むしろ生命誕生の増殖活動であり、どこで切っても同じ共認仲間の連鎖ではないだろうか。

私が強くそう感じたのは、笠原氏の露店実体験に基づく一連の投稿(61915「場の転換」、61916「認識の転換」などの4投稿)である。以前から、傍観者ではダメだ、圧力を真正面から受け止めた当事者にならなければ新しいパラダイム(実現可能性基盤)は開けないとは自覚していたことだが、この投稿で共認原理下での生命線を実感できた。露店に参加した人たちが自ら場を転換し認識転換していく、その様は実に共認原理に基づく教育のあり方をも示唆している。

いくら人に認識を語りかけても、あるいは期待圧力をかけても、それはまだ共認運動の入口に過ぎない。成果圧力をかけるだけならこれまでの序列原理における当事者への勧誘と全く同じこと。
共認活動の生命線は、「やってみたい」という主体的な活力=自らが発信する圧力であり、それこそが新しいみなの圧力場=活力場=充足場を作り出していくのだろう。
 
  List
  この記事は 61916 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_61984
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp