共認運動をどう実現してゆくか?
61783 認識露店はお金の意味も変えていく
 
田中健太郎 ( 32 東京 都市計画 ) 03/09/20 PM08 【印刷用へ
先日、私もとある駅前広場で露店を開いてみた。

街行く人々をウォッチングしたり、見ず知らずの人たちと世の中の様々な問題について会話を交わす事が、楽しく、又充足するものだと実感した。
それに加え、露店としてお題と値段を提示しておくと、その会話の中で、新しい認識や気づきを得れたり、答えには至らずも、人と繋がれたことに対して、ごく普通にその場やその時間に対してお金を払ってくれることが驚きでもあった。

>ところが、市場(交換取引)は私権闘争を原動力としており、従って、お金が万人の評価指標として社会的に共認されたものであるにも拘わらず、それは専ら私的な充足の為にのみ使われ、社会統合の為には(国家以外)使われない。従って、市場は社会統合には、殆ど寄与しない。(そこで、もし人々が、私的な充足の為だけではなく、社会統合の為に、例えば『認識形成の場』にお金を使う様になれば、大変面白いことになる。)(30710)

巷では、幻想価値を高め、面白おかしく演出することで、対価を得ていく流れは続いているが、結局のところ得られる充足は、私的な代償に留まっているのだろう。

対照的に、認識露店での対価は、みんなの実感を基に事実を探索し答えとして提示していく意味で新しい評価指標となりえるのかもしれない。

>時代が変わる時、新しい可能性(中身)は、必ず古い評価指標の世界の真只中に姿を現わしてその評価の洗礼を受けることが、顕在化するための絶対的な必要条件となる。(35273)

認識露店は共認域の拡大と伴に、今までのお金の意味も変えていくような「新しい場」となるような感じがする。
 
  List
  この記事は 35273 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_61783
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
62442 お金の役割 石橋直樹 03/10/03 PM10
61893 市場の対極にある認識露店 鈴木康夫 03/09/23 PM01
61883 取引関係と共認関係の主従が逆転した 前上英二 03/09/23 AM01
61856 本当の認識仲間 中野泰宏 03/09/22 AM11

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp