暴走する悪徳エリートの所業
60164 テレビの心霊番組に見て取れるマスコミの身勝手さ
 
関英治 ( 29 千葉 不動産 ) 03/08/16 PM03 【印刷用へ
今年もお盆がやってきた。私も帰省先の実家からこのるいネットを見ている。
この季節になるときまってテレビをはじめとするマスコミは、ある番組や記事をこぞって特集する。それは、墓参や墓地・霊園の風景と絡めた形での心霊番組や霊能関係報道である。

具体的には、心霊写真の解説や、心霊体験の再現フィルム、霊能力者による未解決刑事事件の捜査などが典型例である。

しかし、日本民間放送連盟の番組基準(リンク)や各放送局が定める放送基準に照らして考えたときに、「上記のような番組を放送することはしていいのだろうか・・・?」と考えさせられる。

基準には以下のような項目がある。

〜以下引用〜

3章 児童および青少年への配慮
(15) 児童および青少年の人格形成に貢献し、良い習慣、責任感、正しい勇気などの精神を尊重させるように配慮する。

(20) 催眠術、心霊術などを取り扱う場合は、児童および青少年に安易な模倣をさせないよう特に注意する。

8章 表現上の配慮

(51) 劇的効果のためにニュース形式などを用いる場合は、事実と混同されやすい表現をしてはならない。

(52) 特定の対象に呼びかける通信・通知およびこれに類似するものは取り扱わない。ただし、人命に関わる場合その他、社会的影響のある場合は除く。

(53) 迷信は肯定的に取り扱わない。

(54) 占い、運勢判断およびこれに類するものは、断定したり、無理に信じさせたりするような取り扱いはしない。

〜以上〜

こうやってみてくると、心霊写真や、心霊体験の再現、霊能力者による事件の捜査などに関して、番組放送基準が明らかに無視されていることがわかる。
実際には、「放送が許されないものも、視聴率がとれて広告収入で儲かれば平気で放送する」。それが、マスコミである。また、百歩譲ってマスコミのなかの一部の人間がやっていることだとしよう。しかし、たとえそうだとしても「そういう人間の意見がまかり通り、放送ができてしまう」のがマスコミの体質であり、そのことに対しての、批判や審査・調査といった自己浄化はまったく期待できないのがこの業界なのであるということには反論できまい。

マスコミは自らの「どうしようもない暗部」に関しては、報道した例がない。
 
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