>共認原理へと時代が変わったにも関わらず、ごく一部のマスコミや教育機関によって肝心の社会の共認内容が決まっている事に現在の根本的な閉塞の原因があるのは間違いないでしょう。 (59487)
先日、若手テレビディレクター2人と話す機会がありました。視聴率って絶対なのか聞いてみると、やはり視聴率が取れないとダメ。それに、クライアント等の不利になる事も出せないから嘘の報道もあると聞きました。
具体的には、「外来魚が生態系を壊しているからキャッチ&リリースの禁止って放送されているけど、調査すると外来魚は1%。日本の魚が減っている原因って実際は、役所がやった護岸整備だったりする。外来魚を悪者にしたら、税金を喰う会社に使えるし、実はそこと繋がっていたり・・なんてね。正邪が意図的にあるんだよ。本当に事実を伝えようとしたら、フリーになってやるしかない」「だから、日本もアメリカみたいにテレビで放送されている事にも嘘があるって教育していかなきゃ駄目なんだよ」
と言われていました。しかし、今、「テレビって面白い?」っと聞けばそのほとんどが「面白くない、嘘だから」と言います。共認形成の要にいるマスコミが、その共認を支配する権力を持ちえて30数年経った今、その市場を前提とした答では、もはや普通の人の答にならない時代です。市場が飽和した現実は隠し様もなく、みんな期待や当事者意識が顕在化すればするほど、マスコミが力を失っていく様に感じます。
視聴者からすれば、本当は嘘があるって分っているんだけど、どれが嘘か事実か判断する事が今まで出来なかったから、マスコミや偉い先生がいう答をを鵜呑みにしなくてはなりませんでした。しかし、今マスコミからの発信は「答にならない旧観念」だと捉えられるようになってきています。
ですから、脱私権、脱集団化した人達が、共有できる事実を積み重ね、新しい観念を作ってゆく必要性も可能性も開けてきたと言えるのだと思います。そして、その場で、一つ一つ塗り重ねるようにできる認識が、みんなの判断軸を形成していくのだと思います。それが、
>誰もが認める事のできる観念を共認していくことによって社会が統合される時代だと思います。 |
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