共認心理学:現代の精神病理
5823 メディアの影響
 
家村和宏 ( 35 大阪 総務 ) 01/07/05 PM01 【印刷用へ
池田小で起きた殺傷事件の後、大阪の民放テレビ局で、事件を連想させたり殺人シーンが多かったりするドラマや映画の差し替えや見直しが相次いだようです。6月の20日時点で14本あり、各局とも「視聴者感情を考慮した」という説明で、当面この方針を続けるようです。

事件が起きた後で、今更のようにテレビドラマではサスペンス物と称してナイフなどによる殺人シーンが多いのに驚かされます。日頃、ドラマ上では、殺人などは日常茶飯事で、特に印象に残らず、犯罪のトリックや刑事の推理、犯人のキャラクターなどに焦点が当たっているものが多いように感じます。

ナイフや拳銃を使って、人を傷つける事そのものにマヒしてしまい、映画などではむしろ、その事をヒーロー化してるものや爽快感を与えることのように描いているのも多いでしょう。もちろん映画やテレビは娯楽ですから、現実離れしており、空想上のものである、という位置付けなのでしょうが、これほど安易に人体を傷つけるシーンを放映してよいものでしょうか。逆に言えば、その事を娯楽にしていまい、鬱積したもののはけ口にしてはいないでしょうか。現実に小動物や児童虐待などの事件の多さと無関係ではないでしょう。未だに解決されていない世田谷一家殺人事件も、その少し前に事件とそっくりの演劇が上演されていたということです。

メディアの与える影響の大きさから、テレビや映画に限らず、TVゲーム、雑誌まで含めて、提供する側の姿勢にも再考の余地があると思います。
 
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2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
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7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
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