これからの暮らしはどうなるの?
58224 マナーの果ての規制から当事者意識へ
 
井上光利 ( 53 神奈川 会社員 ) 03/07/06 PM11 【印刷用へ
>戦後、豊かさの実現と個人主義(自分主義)の浸透で、地域共同体や家庭などの規範の共認域が次々に解体されてゆきました。そんな中で「人に迷惑をかけない限りは自由」という、そもそも何が迷惑かもよくわからない身勝手な規範(?)がまかり通るようになります。さらにそれが「迷惑だと“思う”ことは規制すべき」となり、個々の価値観にてらして目に余る(不愉快な)事柄を個別にルール化、禁止してゆく流れがいまの「マナー」問題?ではないでしょうか。

マナーが守られないから規制する。そこには一方通行的な意識の断絶があってお互い期待していない状態が固定化されたものと捉えられます。

身近な例で、日ごろ気になる自転車放置にしても、一向に改善していかない様子を見ていると自分の都合と規制する側の意識の断絶があり、更に取り巻く人たちの傍観者意識があってどれもがいつになっても平行線で意識がまじわっていない状態と考えれます。

これは、人同士が問題を共有し、その課題に向かわないことには解決しない身近な例ですが、ここで言われているように個人主義の浸透に原因があることは明らかです。

最近見られる方法として、その地域に住む人たちが、当事者同士の視点が生まれるワークショップ形式の解決方法が出てきています。

これは個人主義が浸透し、共同体の態をなさない集団には、まずは当事者意識を持たせることからしか、解決できないということではないでしょうか。
 
  List
  この記事は 57736 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_58224
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
人類の進化
ヒトは何種類いたのか? 「異種同時共存説」による人類進化
「アフリカ起源説を補強する新証拠で、窮地に陥った多地域進化説」 @
「アフリカ起源説を補強する新証拠で、窮地に陥った多地域進化説」 A
単一起源か?多地域起源か?(その2)
アニミズム(精霊信仰)について
シャーマニズムと幻覚回路
原始人類集団のリーダーは、精霊信仰⇒祭祀を司る女であった
共時一体感覚にささえられる文字による共認 2
不安発の古代宗教と感謝・同化の精霊信仰
ネアンデルタール人は「野蛮」だったか?   人類の生活をどう復元するか
スンダランド海洋航海民の誕生
黒曜石、翡翠の広域に渡る存在は、交易ではなく贈与の結果ではないか@
黒曜石、翡翠の広域に渡る存在は、交易ではなく贈与の結果ではないかA
ポトラッチの実態
捧げものが同類闘争圧力により変質したものがポトラッチ
贈与の意義
採取時代の適応原理
「祭り」の多面性と核心
祭りは共生適応ではなく集団統合(解脱+闘争)共認の場
人類の本性は共同性にある@
人類の本性は共同性にあるA
人類はなぜ大地を耕しはじめたか? 寒冷期と農業の起源
4大文明の多元的・同時発生説
戦争がなくならないのはなんで?:ノート2
原始時代〜部族連合時代〜武力支配時代
武力時代の東洋の共同体質⇒秩序収束⇒規範収束
西洋の自我収束⇒観念収束⇒唯一絶対神信仰
白人の部族移動の歴史
山賊・海賊によってつくられたギリシア・ローマ
戦争の起源
西欧だけが性を罪悪ととらえる文化であるのはなぜかA〜古代ギリシア・ローマに快楽敵視が存在した証拠はない
西欧だけが性を罪悪ととらえる文化であるのはなぜかB〜隠蔽したいローマ帝国崩壊後の空白の200年間

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp