これからの暮らしはどうなるの?
58007 「道徳」からみんな期待へ
 
庄恵三 ( 50代 神奈川 営業 ) 03/07/02 PM11 【印刷用へ
マナーや社会道徳の欠如を嘆く事が言われて久しい。
実際、最近も若者4人組がコンビ二の前で寝そべっていたことを注意され、逆上してその注意した若者を殴り殺した記事が大きく報道されていた。現在こんな例は事の大小限らず、枚挙に暇がない。実際、駅や車中では毎日のように、この手の不愉快な事象に出会う。そしてこの欠如は、たとえば江戸時代のように、強固な私権共認による規範が浸透していた時代よりも、現代の民主社会になればなるほど顕著で、現象的にも世界共通である。
それだけこの現象は根が深いと言える。
既に明らかなように、私権時代は私権の強制圧力を貫徹するために、個々人の自由な「自我」は封殺せねばならず、かつ日常生活で、個々人が強制圧力と感じないような「道徳」として、小さい頃から躾けられてきたし、日本では武士道という独特な規範にまで昇華した。
かつて共産党の支配が強固だった中国でも、社会道徳の高さが喧伝された。
一転、民主主義=個人主義の時代になって、この規範・道徳はあっけなく崩れ去った。
私権の衰退により、まさにパンドラの箱が開かれ、個人の自由と言う名の悪魔=むき出しの自我がまたもや躍り出てきた。
自我が野放しになることがいかに、世の中を荒廃させるか、先進国の精神荒廃はむごく恐ろしい。どうすればこの荒廃から立ち直れるか。
答えはやはり共認にある。最近の文部省の指針に見られる、強制共認の時代の質実を旨とする復古調の道徳・規範にノスタルジーを感じるのでなく、まさにここで議論されている「みんな期待」に依拠した、強制力によらない新たな共認を地道に作っていく以外の王道はないと思う。
そしてこの共認は、個人の自覚に待つと言った方法で実現できるものではなく、強制力を意識せず、権力から最も遠い「普通の人」が集うこの交流会の中から生まれてくることを期待しよう。

 
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2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
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9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
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民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
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