西欧科学は狂っている
56207 科学的「可能性」から、潜在思念での「可能性」へ
 
三宅秀和 ( 20代 大阪 設計 ) 03/06/03 PM11 【印刷用へ
私たちはしばしば「可能性」という言葉を使う。
なんらかの事象が、明確に決定できない状況において、その結論に対しての蓋然的な予測を指す、という意味合いにおいては、「可能性」とは「確率」とほぼ同義と捉えられるだろう。

科学的に、あるいは客観的に物事を考える、といったとき、私たちは「可能性」を、以上のように捉えているように思う。すなわち「確率」と同義のものとして捉えている。

しかしながら一方で、私たちは「可能性」という言葉に、そのような無味乾燥な意味合いを超える要素を感じ取っているようにも思う。もっと、充足感とか、活力などに繋がっていくような、+側の色合いを感じている。

例えば、日常生活の中で、あるものの考え方や実行方針に対し、「可能性を感じる」というときなどが、その典型例だろう。そして、そのような感覚を感じ取れるかどうか、というのは、人が生きていくうえでこの上なく重要なことのように思える。

一般に、ある制度が固定されると、その中で「可能性」は閉じられる。その意味では、

>社会とは意識の集合物であることに気付く(55671)

ことは、社会そのものの中に「可能性」を再発見させる効果を持っているという点で、極めて重要な意義を持っているように思う。

翻って、科学的、客観的に謂う「可能性」が、単に「確率」と同義に堕しているとすれば、現代の科学的思考、客観的思考がことごとく制度化され、固定化され、それが故に、人が生きていくうえで役に立たなくなっていることが、逆説的に示されているように思う。
 
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