「社会とは意識の集合物」(55671)だという意見を伺い、非常にすっきりしています。
社会を対象化しようとするが、どうしてもリアリティーを感じられない時期がしばらく続いた。社会とは、自分の外にあるものではなくて、自分の意識化に内在し、それは自己のみに収束するものではなく人々の共認によって形成されるべきもの(=意識そのもの)なのだと分かった時、一気に応えに近づいたという感覚が生まれました。
これまで社会を見ようとしたときにマスコミに頼り切っていたけど、例えば社会の中身がそれら一部の人達から発せられるものではなく人々の意識の統合によって成り立つべきものだということに気が付いたとしても、それだけでは片手落ち。やはり自らが動いてつなげていくこと。
社会を作るというのは人々の意識を統合させることだと考えると、私たちは社会を形成する重要な一個人であって、でもそれは個人であるだけでは統合されず社会は形成されない。だから、構成する要因であるのと同時に、それを統合させる(自ら繋がっていく)存在という二つの立場にあることに気が付いた。
周りの声に耳を傾け、周りの意識を汲み取り繋がっていくこと。それが社会を統合させるということなのだろうと思いました。
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