子育てをどうする?
54925 一緒に仕事がしたいという基準
 
平川要 HP ( 24 佐賀 経理 ) 03/05/14 PM10 【印刷用へ
それとはまた違った話を聞きました。後輩が就職活動の面接で言われたこと。後輩はあるメーカーを受けたのですが、面接では「うちの会社で何ができるか。」「営業はどうやってするのか」と聞かれたそうです。もちろん専門的な知識はありません。面接官1対学生3の面接で他の学生は具体的に話をしていたそうです。彼は「専門的なことはわかりません。けれど少しでも役に立ちたい。それで自分も生活できるんだったら一生懸命やりたいと思います。」としか言えなかった。
 けれど結局彼だけがその中では内定を取った。彼は聞いたそうです。なんで僕が内定なのかと。
「君と仕事がしたいと思ったから。」との返事。
 「学生に営業の話や専門的なことを聞いて、たとえちゃんとした答えが出てきても実際に通用するかどうかはわからない。そんなものは丸暗記でも言える。うまく言えないが一緒に働きたいと思うから内定をだした。」と。
 彼は感激して「ほんと仕事の内容なんか関係ないすよ。僕はあの会社であの人達と働きたい。」と言っていました。
 その面接官いわく採用の基準はバブルの頃は@学歴A会社への忠誠B人柄だったのが今は@人柄A意欲B会社への忠誠なんだそう。
 メーカーの営業なんていうのはどこもだいたい同じ。あとはやる気と活力。それは人柄を見れば滲み出ている。いくら秀才だろうが天才だろうが一人では仕事はできない。だから「一緒に仕事をしてみたい」という直感こそが基準なんだと。
 いくら考えても一人じゃ解決できない。それだったら観念型の人間よりは関係能力の高そうな外向型、またはなんか魅力のある人物(答えを与えてくれる人物)の方がいいということでしょうか。
 いずれにしても評価軸は過渡期の段階だと思いますが、年配の面接官が「一緒に仕事をしたい」と思ってくれるのは学生にとってはものすごくうれしい。社会人としての当事者意識をくすぐられるんじゃないでしょうか。
 
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