生物の起源と歴史
5259 多細胞生物への道 2
 
端野芳 ( 28 広島 秘書 ) 01/06/14 PM01 【印刷用へ
石野潤さん、レスありがとうございます。

>かなり、早い段階でこの識別能力を有していることは、外部世界の認識として、自然環境だけでなく、同類他者の識別能力を有しており、これが多細胞の道を開いたともいえるし、動物の進化の過程は、この機能の高度化を伴っているともいえる。<(5217 石野さん)

今まで単細胞で生活していた生物同士がくっつくには、同類他者(仲間)の認識能力の獲得が不可欠ですよね。石野さんは単細胞と多細胞をつなぐところにいる生物としてカイメンとボルボックスの例を挙げられていましたが、粘菌という興味深い生物もいます。

粘菌は森の地面に住むアメーバ状の単細胞でバクテリアなどを食べていますが、食物が不足するとアメーバが集まって一万個ほどの細胞の塊になります。それがキノコのような形になっており、また環境がよくなると、そこからまた一つ一つの細胞が出て行きます。

粘菌の場合は、食物の不足という外的圧力の強まりに対応するために単細胞同士が寄り集まり、また外的圧力が弱まれば一つ一つの細胞に戻るので多細胞生物とはいえないですが、仲間の認識能力が備わっているからこそ、細胞が寄り集まることができるのですよね。

多細胞への道は、まずこの粘菌のように、外的圧力が強まったときに単細胞同士が寄り集まることから始まったのではないかと思います。そこから、仲間の認識機能を高度化させて常に細胞同士がくっついている多細胞生物へと進化していったのではないでしょうか。
 
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