これからの暮らしはどうなるの?
52339 みんな期待にはみんなで応える
 
木橋哲夫 ( 45 東京 建築家 ) 03/03/27 PM11 【印刷用へ
>他方、顕在世界は古い私権の現実で覆い尽くされ、しかもその私権の現実はとことん制度化され、体制化(≒専任分担化)されている。(35272)

ここで言う、「古い私権の現実で覆い尽くされ」というのが、既に私権という強制圧力が崩壊したにもかかわらず、皆が新たな可能性を目指して行動することに蓋をしている状態、を指しているように思います。

私が感じる代表的な事例として、交流会などに誘った時相手から“話はわかるけど、でも自分たちだけで頑張ってもね”という反応に良く出くわします。“話はわかるけど”と言うのは、交流会という場所に次代への可能性を感じる、と受け取れますが、“自分たちだけで頑張ってもね”というのがその可能性に蓋をした状態です。“自分たちだけで”という表現には、「他の人が同じように頑張るんだったら」という意味も含まれますが、「頑張っても無駄だ」という意識のほうを強く感じるからです。

ここにも旧社会の価値観が邪魔をしています。今、開かれた可能性というものはみんな期待にみんなで応えることであり、それは決して自分達だけで応えていくものではないと思うのです。正に、皆で生きていく場を皆で創り上げていく事だと思いますが、そのことを潜在的には求めながらも、頭の中ではどんな課題でも個人課題にしなければ活動した気になれない、充足できない、という悪しき旧体質が登場しているように思います。

>今、必要なのは、この国家や市場を解体・再統合できる様な人々の結集であり、その為の『現実の場』の結実である。あるいは(「自由」「個人」を金科玉条とする旧観念派には、目を背けたくなるような言葉だろうが)『場の秩序化』=『体制化』であると云ってもよい。(35272)

絶対的な私権序列社会が不可能視を生み出し、その現実に蓋をして幻想化して可能性があるように思わせているのが旧観念である以上、その旧観念を捨て去らない限り可能性は見えてこないのは当たり前です。この事はもう多くの方が感じ取っているように思いますが、そんな意識を共有する場は今までにはなかった。だから、交流会という場の意義は、不可能視を可能視に転換する場=みんなで生きていく場をみんなで創り上げていく場、と言い換えられるのではないでしょうか。

 
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