偶然同じ番組を見た。千原某は完全に子ども達を威圧し、子ども達の意見を封殺し自分自身の世界にのめりこんでしまっていた感じがした。「自己実現のためには、他者を蹴落とし、他者を否定し、自分の利益しか考えられない。」といったような按配であった。
サングラスの顔は暗く澱んでいた。とにかく暗い、恐い雰囲気をかもし出していた。自己実現とは、かくも暗いものなのだろうか。自己実現に可能性などあるのだろうか。自己に立脚している以上、どこまで行っても自己満足の域を越えるものではないだろう。
また千原某をこのような心境に至らしめた、芸能界の私権構造の根深さも実感した。 |
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