収束不全:やりたいことが見つからない
48822 社会の当事者として、みんな期待に応えたい。
 
浅田祥幸 ( 23 奈良 学生 ) 03/01/30 PM11 【印刷用へ
僕は今、大学を辞めようと思っている。

そう思い始めたのは約半年前で、その時は、自分は怠け者でただ現実から逃げているのではないかと思っていた。何となく授業に行く気がしなくなって、毎日ダラダラと無気力な生活が続いていた。そんな生活を変えたくて、いったん大学から離れ、自分を見つめ直そうと思ってとりあえず休学することにした。

ちょうどその頃るいネットに出会い、今の自分の気持ちの根底にはどんな時代背景があるのか知ることとなった。

私権社会の終焉、人収束、答え欠乏・・・それはまさに僕の気持ちを代弁してくれるかのように、僕の心に飛び込んできた。

この半年間色々考えて、とりあえず卒業はしないといけないんじゃないかと思って、やっぱり大学に戻ろうかとも考えた。
でもそれは、結局自分の挫折感を拭い去るための、自分不全を解消するための思考でしかなかったような気がする。

だから僕は大学を辞めることにした。

それを両親に話す時、少しためらいがあった。それは親の期待を裏切ってしまったという気持ちが少しはあったからだと思う。
でも大学を卒業するということに拘ってイヤイヤ数年を過ごすより、自分を必要としてくれる場所や自分がもっとイキイキとしていられる場所にいたい、と正直に伝えたら意外なほどすんなりと分かってくれた。

よく考えたら自分も親も社会の一員なんだし、親だからとか子供だからとか抜きにして、社会の一員として自分たちはどうあるべきかということを無意識のうちに考えていたのかもしれない。

今はもう自分は怠け者だとか、現実から逃げているとか思わなくなった。
社会の当事者としての一歩をようやく踏み出すことができたと思う。
正直、親はやっぱり大学を卒業して欲しいと思ってるんじゃないか、って思っていた。それも所詮ちっぽけなことのように思う。

自分や親子関係や大学や、そういった枠を超えて、みんな期待に応えていきたい。
 
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