実現論を塗り重ねてゆく
48162 「共認機能」という根概念
 
岩井裕介 ( 30 山口 再開発プランナー ) 03/01/21 AM00 【印刷用へ
> 共認という機能によって獲得された認識は、個体レベルの意識から集団、更には社会の統合軸となり得る。(48139)

いくつかの投稿を読み返してみて、「共認機能」という概念がいかに重要であるかをあらためて感じました。我々が置かれている状況を把握する上でも、行動指針を見定める上でも、まさに「根」となる概念に相違ありません。


※『自我ではなく、共認こそ原点である』(2772)
不全感を揚棄する為の期待・応合の充足回路を基礎として形成された課題共認や役割共認や規範共認あるいは評価共認etcの共認こそが、各個体の意識を統合すると同時に集団を統合している・・・


※『超国家・超市場論4』(30280)
最先端の同類闘争に適応すべく形成された共認機能、とりわけその最先端の評価共認は、全ての本能を自らの下に収束させた統合機能となり、同時に(全ての機能を収束させている訳だから)最大の活力源ともなる。
(注:詳しくは、最先端圧力たる同類闘争の圧力に適応する為の最先端機能である共認機能、およびその共認内容を最適のものに収束=統合させる評価共認という、二重に塗り重ねられた共認機能が、個体(の機能or意識)や集団(の成員)を収束=統合させる統合機能となっている。)


※『共認社会の生存圧力と同類圧力』(実現論4_2_07)
人類的課題に対する期待と応望を主活力源にして創造活動を営み、評価収束による創造競争(=新たな同類闘争)によって圧力=活力を高め、その同類闘争を同じ評価収束⇒評価共認によって統合する社会、これは原始人には夢想だにできなかった社会である。
にも拘らず、同類圧力=共認圧力を生命源とする社会であるという根本パラダイムは、極限時代と同じである。ただ人類は、動物的な生存圧力の場を超えて、超動物的な同類圧力=共認圧力の場へ移行する段階を迎えただけである。


※『超国家・超市場論18』(32087)
社会は、人々の共認によって形成されている。実際、この社会を動かしているのも、この社会を統合しているのも、全ては人々の共認に依っている。従って、社会を統合し直すために最も重要なのは、人々の共認内容=認識を変革し、新たな共認内容を形成してゆくことである。
なぜなら、共認こそ人類の命綱であり、その共認内容は人類の命運を左右する(例えば、共認内容を誤れば人類は滅亡する)ものだからである。また、人々の認識さえ変えることが出来れば、それに応じて社会制度や体制を変えるのは簡単だからである。要するに、認識形成こそ、社会形成の生命部なのである。


上記の文章を読むだけでも、「共認機能」の歴史的普遍性と積層的な豊かさとがイメージされます。こうした根概念を深く理解することで、今、自分たちがやろうとしている「認識形成」の意義がより鮮明に見えてくるように思います。

 
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