生命原理・自然の摂理
41951 ウィルスと脳細胞の関係について
 
北村浩司 ( 壮年 滋賀 広報 ) 02/10/11 AM00 【印刷用へ
>人類自身が(一般には外から来るものと考えられている)ウイルスを作り出しているかのようです。(41812鈴木さん)

まずウィルスについてですが、どうも生物学では定義が曖昧なところがあるようです。仮にウィルスを細胞の中に入ると自己複製機能(正しくは同類他者を作る機能)を有する核酸と定義するとすれば、もちろんDNAもRNAも複製機能を持ちます。当然これらの切れ端や変異体はウィルスとなりえます。あるいは元々は体外由来だとしても、細胞内に入り込むことで初めて複製を開始できるわけですから、あまり体外由来か体内由来かの問題はあまり意味のないことのように私は思います。

>神経細胞の膜タンパクを識別する機能がウイルスを作り出している。
少々誤解を呼ぶ書き方だったかもしれません。
私はこの点では次のように考えています。免疫進化と神経回路の進化が併行して進められている、等の事象からおそらく神経回路の仕組みと免疫の仕組みには何か大きな連関性があると考えています。加えて神経回路を発達させたものがウィルスなどの発生を誘引する、あるいは免疫機能を有効に作動させないこと等に繋がっているのではないかと考えています。

それらは脊椎動物になって獲得免疫(免疫グロブリン)を必要としたこと。あるいは人類の段階になってサル段階では大して問題にならなかったHIV(エイズ)が問題となったことなどが傍証として挙げられます。

さて私はウィルスとは細胞と融合する(or部分融合する)機能を持っているのではないかと考えています。おそらくそれは膜タンパクの仕組みにあるのではないでしょうか。融合が可能だからこそ細胞に寄生できるともいえます。もちろん一般細胞の膜タンパクには融合機能がありません。そして免疫グロブリンは多分この融合機能を持っているのではないかと思います。だからこそ組換えによってウィルスを識別し、融合によって無力化してしまえるのではないかと思います。ということは免疫機能とこのウィルスとは基本的に、同構造のものなのではないかという疑いがあります。

そのように考える一つの根拠及び神経細胞との連関性を示すものの一つが、前投稿であげたグリア細胞もしくはシュワン細胞の機能です(両細胞についてはリンク参照)両者は神経細胞を庇護絶縁し、そのことで情報の伝達スピードを上げ、かつ神経細胞に栄養を与える機能を果たしているようです。
そしてこのシュワン細胞は自己融合しています。つまり膜タンパクに融合機能があるということを意味します。そしてこれらが存在する脳内には免疫細胞は存在しません。

要するにこの膜タンパクの融合機能こそが、免疫及びウィルスを考えるカギとなるのではないかと思います。
(しかし、同時にこの膜融合する機能(タンパク)は、免疫細胞やシュワン細胞自身がウィルスと類似した機能を持っているということにもなり、一つ間違えばそれ自身がウィルスの温床になりかねないということにも繋がりますが・・・。)
 
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