企業を共同体化するには?
419 闘争と生殖の包摂A
 
西知子 ( 26 京都 秘書 ) 01/02/23 AM02 【印刷用へ
それでは、現実的にはどういった実現形態が考えられるでしょうか。
「昔に戻れ」ではあまりにも非現実です。

そこで登場してくるのが、久坂さんも書いているように、新たな集団・つながりともいえる、有閑層のサークル及びネットワークではないでしょうか。
近年の特徴として、趣味・遊び系ではなく、育児・ボランティア・社会的活動etcの課題を下にみんなが集まり、かつそれで充足しているのです。これは、課題も期待も排除した密室空間に比べて、遥かに真っ当な集団だといえると思います。

しかし、問題もあります。

サークルという域にとどまり、それで生活できるわけではない事。
この点は、各団体の事業化という傾向も最近強まり、徐々に皆その限界を超えようとしていると思います。実現論の「私益追求の為の仕事はお金になるが社会の為の仕事はお金にならないのはおかしい」を夫々が実践しはじめているとも言えます。

問題は、サークルという域でとどめ、厳しい評価に晒されない言い訳を残している事。自己満足に終始している事。
これは現場の人からよく聞く言葉ですが、例えば、「ボランティアだから」「無償だから」ということで手を抜いても許されると勘違いしたり、それだけで有難がられて当然と傲慢になったりする、といったような現象に表れています。また、気が向いたときにする(仕事にする気はない)のですから、自分中心にもなると思います。

サークルが役割を担おうとする為、それを事業にはしにくいという事。
これは上記の要因とも関係しますが、趣味や施しのような意識で取り組む人々がいる以上、同じ土俵でお金を貰う仕事というのは、成立しにくいのです。
タダより質が問われるようになれば変わるかもしれませんが、それには、そこにそれだけお金をかけてもいい・他にお金をかけるよりもそこの方が大事、となってからの問題です。
介護にも社会問題にも消極的で真剣には考えない人々の価値観を、そこまで持っていくのはけっこう難しいでしょう。


又、企業でも人々は、お金などの条件よりもやりがいや社会への貢献度を重視し始めています。

しかし通常の企業では、みんな従来の価値観や体制に囚われ、その本源収束を発揮することも難しい状況だと思います。

又、企業に対する警戒心や否定視が強く仲間意識も希薄な為、殊更この場では「権利」「個人」etcを主張し、何かを成すことよりも自分を守ることに意識が向かいます。
そして企業にとっても、夫々が好き勝手にやるプライベート(解脱や性)を持ち込んでもらっては困るので、それを制御して取り込む術も無く切り離すしかないのです。



限界はいつも“現代の価値観”“固定観念による不可能視”と“自分第一=エゴ”にあるように思うのです。
 
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新しい潮流1 社会捨象→不全捨象の充足基調(’70・’80年代)
新しい潮流2 私権統合の崩壊と社会収束の潮流(’90・’00年代)
新しい潮流3 社会不全⇒認識欠乏の蓄積
新しい潮流4 言葉それ自体が引力を持ち得ない時代
新しい潮流5 実現派は仲間収束から社会収束へ
新しい潮流6 解脱仲間から認識仲間への逆転
仲間圧力と認識仲間
新しい潮流は、新しい人間関係を必要としている
市場社会の、カタワの「集団」
本当は、「集団」に入ったのではなく、社会に出たのだ
古い人間関係は、影が薄くなるばかり
関係パラダイムの逆転1
関係パラダイムの逆転2
活力源は、脱集団の『みんな期待』に応えること
収束不全発の適応可能性の探索、その深くて強い引力
充足基調から探索基調への転換
'90年代の危機感と変革期待の行方
秩序収束と答え探索の綱引き
潮流2:戦後日本の意識潮流
潮流3:’70年、豊かさの実現と充足志向
潮流6:’95年、私権原理の崩壊と目先の秩序収束
潮流9:経済破局を突き抜けてゆく充足・安定・保守の潮流
今後10年間は充足⇒活力を上げれば勝てる 
「日本人はいつ物を考え出すのか?」(1) 共認充足が最大の活力源。'10年代はそれだけで勝てる
市場時代の共認非充足の代償充足⇒解脱(芸能)埋没
'70年〜現代 収束不全⇒本能的な秩序収束⇒課題収束⇒認識収束
現代〜近未来 対象への同化こそが新しい認識を生み出す
大学生が授業に出るのはなんで?
「やりがい」に潜む社会的欠乏
カリスマ 〜自分たちが共認できる価値観への評価収束〜 
仲間収束 2:一人でできない子
「働きたいから働こう」という意識
快美欠乏に替わって、認識の統合が最高価値になった。
判断の土俵とは、人々の潜在思念が作り出した共認圧力の場
『必要か否か』が環境問題に対する基底的な答えになる
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