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闘争と生殖の包摂@ |
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西知子 ( 26 京都 秘書 ) |
01/02/23 AM02 【】 |
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(闘争と生殖が分断された空間での子育ての問題性までは共認されたとして一旦話を進めます。)
それを妨げている要因
○家庭を絶対不可侵な領域として守ろうとする意識
→夫々自分が王様で居られる家庭をつくり、好き勝手にやりたい。
他人が家庭の問題に干渉するのも口を出すのもイヤ。
ましてや非難されるなんてとんでもない。
○家庭から圧力を排除しようとする意識
→人の目はしんどい、人の期待はわずらわしい。
課題だなんてもっての他。
成果を求められ客観的に評価されるなんて耐えられない。
○家庭内に囲い込んでおこうとする意識
→家も時間も夫も、自分のものなんだもの。
もらえるものはもらうけど、それを分け与えるなんてイヤだわ。
助けも愛も、いつも自分を最優先してくれるのが当然。
○自分が豊かになればいいという意識
→自分たちの財を増やさなきゃ。便利な方がいいし。
その為には市場社会ももっと効率化して拡大してくれないと困る。
自営業よりは会社に出稼ぎに行ってくれたほうがいいわ。
原因が分かっていながら何故解決に向かわないのか?
「答えが無いのではなく、答えがあるにも関わらず己の都合を優先する」
だからこそ通常の危機状況ではなく、末期現象=滅亡なのではないかと思います。
自己のみを対象(何よりも優先)とし危機を捨象して可能性に収束しなくなったらお終いです。
いくら問題意識を強調し理想や規範を強めようとも、そこの意識に踏み込まない限り、変わらない(変われない)のです。
「親が孤立して子育てしているのがいけない」「公の場での規範教育が必要」と叫ぶ一方で、「プライベートに干渉しないで」「規範を押し付けないで(好きにやらせて)」というエゴを、「個人」「自由」「恋愛」etcで美化して頑なに守っているのですから。
エゴや自己正当化を許容したままの問題解決はできません。それは、今までどれだけその範疇で突破口を探ろうとしても、一向に良い方向に向かわなかった事実からも分かる筈です。
だからこそ、どんなに価値対立が起ころうとも、実現論ではその部分は外せない主要論点なのです。(もちろん、表現・方法etcは今後も改良を重ねてゆく必要があります) |
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