これからの暮らしはどうなるの?
39865 まず無心に読んでみる
 
柳瀬尚弘 ( 30 神奈川 建築設計 ) 02/09/12 AM00 【印刷用へ
>観念って、観念回路だけで吸収することが出来ないのだと思う。
だから、物理法則や化学式や九九を覚える時も、現実に結び付けたりモデルを描いたり語呂あわせしたりして、吸収する。39617

この場で構造認識の必要性、それを身につける事で広がる可能性を目の当たりにし、実感してくると、それを一から学んで使えるようにしようという思いも自ずと生起してくる。

そこで、学ぼう!とただただ力みかえると、思っていた以上に価値観念が不要な説明等として混入し、結果理解を妨げることが、最近の投稿を読んで、より一層感じられ、気をつけねばとも思う。

九九、語呂合わせという言葉に何か懐かしさを感じたが、ふと、そのころ学んだときの事柄のほうが、殆ど体の機能や反応に近いくらい今でも身についていたりするものだと感じた。存外それ以降今までの勉強は、頭に残ってはいても、身についている感は無い。

年齢と記憶力の差はあれ、一番の違いは無心に取り組んだか、そうでないかだったように思える。年を重ねるにつれ、勉強はさまざまな価値観や、それに左右された判断によって、嫌々で、重苦しいものであった。その多くが必要が無かったということも勿論あるが。

思えば、無邪気な小学生のころの無心な取り組みは、何も難しいものではなく、友達と帰る道々大声を張り上げて九九や国語の教科書を読み上げる程度のものでしかなかった。それによって自分たちも、それを繰り返し聞かされた近所の年下の子まで、すっかり覚えてしまった。

そして、例えば国語の教科書にあった表現などは、年を経て何か感じたことを言葉にしようとするとき、その表し方として自然に出てきたりすることに気づくことがある。そのくらい染込んでいたりする。

今必要で、まさに身につけたいと思える構造認識へのファーストコンタクトや、一からの学びなおしの第一歩は、変に肩肘張って余計な価値観念の混入したり、それを恐れすぎて重くなるよりも、まず、小学生の音読くらいの無心な取り組みを意識することのほうが大事かもしれないなと、昔のことを思い起こしながら思った。
 
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