これからの暮らしはどうなるの?
39640 構造認識の普遍的必要性
 
岡本誠 ( 49 兵庫 経営管理 ) 02/09/09 PM03 【印刷用へ
 構造認識(概念装置)と価値観念の違いをしっかり頭に刻みつけておこうと思った。
思考次元1 潜在思念の実践思考19059
>原始人以来の(動物にも備わっている)本源的な思考様式で、主に、感応(本能⇒共認)回路をもって現実を対象化し、答え=可能性を模索する。(中略)答えとは、課題の実現経路であり、実現経路とはこの内部意識と外部認識がイコールで結ばれた回路である。

 精霊は、潜在思念によって外部認識(状況認識)が整序された人類最初の構造観念と云え、この概念装置を使って個々の自然現象や事物に関する事実認識を蓄積してきた。しかし、カタワのサルという想像を絶するような過酷な状況から出発したので、他の生物には存在しない全く新たな観念機能を作り出し、自在に使えるようになる(言語機能の獲得をもって可能になる)まで数百万年以上かかり、さらに外敵と互角以上に闘えるようになる(そこまでの事実認識が蓄積する)まで200万年かかっている。この間一貫して現実(生存)課題に応えるために、現実対象を直視し続けた結果形成された人類本来の観念回路は、消えることのない本源回路だと思う。

思考次元2 否定意識の倒錯思考19060
>現実に可能性が閉ざされ(or答えを発見できず)現実に対する強い否定回路が形成されている場合、否定意識は捨揚回路(−捨象+収束の回路)に収束して、何らかの+幻想を生み出し、そこに先端収束する。…+幻想は観念化されて感応観念(価値観念や規範観念)を作り出し、この感応観念の下に全意識を統合しようとする。

 現実を否定すると必ず倒錯することを肝に銘じておこう。その主犯は自我回路にあると思う。ただ私権時代といえども自然を対象にした科学認識だけは精霊観念の流れを汲んでおり、現実直視の観念回路は普遍と云える。だから現実課題に応えることができ進化してきた。

思考次元3 本能⇒共認⇒観念の超越思考(構造認識)19061
>超越存在たる社会の構造に起因する危機や課題は、超越思考(構造認識)によってしか、把握することも解決することも出来ない。この構造思考の母胎を成すのは、実践思考の実現回路である。(中略)簡単に実践できない⇒答えが見出せないが故に必要になる構造思考では、潜在思念の紡ぎ出す構造観念(主体や状況を構造化した観念)を使う。

 人間や社会を対象にした過去の構造認識は、倒錯思考故に使えるものがない(だから危機を迎えたとも云える)。科学が経験則だけで定理や公式といった構造認識がなければ進化しなかったように、人間や社会に関しても潜在思念とつながった構造認識がなければ何も考えることができない、だから何も実現することができない。実現論を始めとする構造認識の絶対的な必要性を再認識しました。これらを習得して初めて物事を考えることができるようになり、人類本来の観念機能(精霊とつながり本源潮流を実現するもの)を再生することになるのだと。万人にとって普遍的な必要性もここにある。
 
  List
  この記事は 39617 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_39640
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
39655 現実に立脚した基盤がほしい 末吉孝子 02/09/09 PM10

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp