これからの暮らしはどうなるの?
39629 観念の「思考次元」再考
 
山澤貴志 ( 36 鹿児島 ITコンサル ) 02/09/08 PM08 【印刷用へ
新観念と旧観念の違いについて「思考次元」の違いを再度踏まえておく必要がありそうです。1905919061

観念を改めて根源⇔先端の時間軸上に分類すると
思考次元1:(自然という超越存在を対象化した)超越観念→自然科学
思考次元2:規範観念→価値観念
思考次元3:(社会という超越存在を対象化した)超越観念=真の社会科学

の3層構成になっています。

自然圧力が大きく不全度が高かった始原時代の人類においては自然を対象化した超越観念が最も重要で、ここから具体的な答え=行動方針(生産様式)と科学技術が導かれていきました。

この生産様式が固定化されて収束=統合度が高まってくると、行動方針は役割(ex.縦分化=指揮系統や横分化=専門分化)へと固定されて行き、規範観念(ex.指導者のあり方)が統合の中心となります。更にこの規範観念が具体的な行動規範からより抽象的な目標価値や評価指標へと高められたものが価値規範(ex.徳や天)です。AとA’は感応観念とまとめることもできます。

そして私権時代に入り集団が縄張りを接した結果、略奪や戦争が起こると超集団=社会をどうするかという課題が登場してきます。しかし私権時代の社会統合は結局、力の論理と市場の論理によって統合されてきましたからBの社会科学は全く成果を挙げることなくむしろ社会統合を対象化しようとする欠乏を隠蔽する倒錯観念として古代宗教と近代思想が進化してきたのです。

 
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