実現論を塗り重ねてゆく
39180 「気付き」や「発見」が新観念習得のいのち
 
山崎許子 ( 24 札幌 OL ) 02/09/03 AM04 【印刷用へ
 実現論をはじめて読んだ時、「一体何が言いたいんだろう?」と思いました。しかしそれは旧観念に染まった書物を読むのと、同じ姿勢で実現論を読んでいたからでした。旧観念に染まった書物には、必ず言いたい事(=自己主張)があって、部分的にでもそれを共感できれば吸収したことになります。ところが実現論は、社会や人間の仕組みを示したものであって、この本は何が言いたいのか、なんて考えながら読んでも、そこに主張はありません。現象事実を構造的に書き記しているに過ぎないのです。

>構造認識を適用して応用問題(例えば最先端の意識潮流を読むことなど)を解くことの繰り返しを通じて定着していくところがあります。(39122 山澤さん)

 構造認識を身に付ける(吸収する)ためには、実生活と一つ一つ照らし合わせていかなければなりません。物理の公式を勉強するように読み、「気付き」や「発見」を繰り返してやっと「応用」できるようになるのでしょう。それを証明するかのように、1年前にはじめて読んだ時と今とでは、実現論の読みやすさが違います。「そう、そう」って頷けるところが増えています。

>せっかくの新観念も(当たり前だけど)価値観念として理解しないようにしなくてはと思った。(39126 立石さん)

 逆にすぐに分かった気になる人は、立石さんの仰るように、新観念は自分の価値観念を正当化してくれるものとして、捉えてしまっているのではないかと思いました。

>ただ、それでも2〜3年はかかるし、マスコミや芸能による旧観念の押し売りが続いている普通の人々にとっては‘気付き’や‘適用’を意識的に反復させることなしには‘身につい’ていきにくいのも事実でしょう。この気付きの繰り返しに営業の次の課題があるのかもしれません。(39122 山澤さん)

 時間はかかるけれど、一つでも潜在思念が顕在化してしまったら(例えばテレビがつまらない理由がわかってしまったら)、もう自分を誤魔化すことはできません。自分の中のもやもやの理由を追究せずにはいられません。39143(松尾さん)にもあるように、るいネットを通じて、それを徐々に解明していく過程が、自分にとっても認識営業する際にも重要なんだと思いました。特に認識営業では、「気付き」を促すためのフォローは欠かせませんね。
 
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自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
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