これからの暮らしはどうなるの?
37958 1日の事始
 
吉国幹雄 ( 50 鹿児島 講師 ) 02/08/15 PM10 【印刷用へ

>一日を”るいネット”の投稿を読むことから始めるようにしたのですが、今までとは全く違う状況(全くレベルの違う思考次元)が訪れました<(37862、西谷さん)

私の一日もまず、“るいネット”から始まるが、西谷さんとは逆に、ほんの数日“るいネット”の扉を開けるのを怠ると、代償充足とは言わなくとも、現業埋没の思考次元に逃避しているように感じる。

特に統合板においては、1〜2週間もブランクがあると、その投稿された認識群を前にして、自分が取り残されたような感覚を覚えるのだが、西谷さんの投稿を読んで、どうもこれは投稿された認識の進化だけの問題ではないのではないかと…。

つまり、現実社会が「代償充足の場」にいまだあり、マスコミや日常のおしゃべりを通じて、さらに(現実を一部のみを対象化した)仕事の中においても、「傍観者思考次元」に絶えず洗脳されているわけであって、旧パラダイムに足を引っ張られているというのが結構大きいのではないだろうか。

もちろん、構造認識とは、まさにそのような旧観念や習性をも突き抜けていくからこそ可能性のある確かな答えとなるし、「必要かどうか」「当事者であるかどうか」の認識転換は旧パラダイムを突破する有効な実感レベルの思考手段である。がそれに加えて、やはり1日でも“るいネット”の扉を開くことは、協働者(もちろん読者も含む)にとって必須ではないかと思う。

これは、現在が過渡期だからということが大きいと思うが、精霊信仰で推察されるように、本源時代においても事実観念は絶えず使われること(観念回路が絶えず開かれる=塗り重ねられること)において、機能を発揮するものではないだろうか。例えば、宗教における毎日の「祈り」も、現代人が毎日新聞を読むことも、いずれも倒錯観念ではあるが、これらは観念機能が本能や共認機能よりも恒常的使用を要請しているように思われる。おそらく、これは観念機能が先端機能として位置していることに加えて、概念進化を遂げているからだろう。

(*もちろん、本来は現実社会においてこそ、まさに観念回路と実現回路は直結して絶えず使われるものであるというのは言うまでもない)

そうすると、「人間は考える葦である」というよりも、「考えなければ人ではない」ということだろうし、まずは毎日「事実観念を使う=必要性を問う=当事者である」ことをこの“るいネット”で毎日顕在化させることが協働者の1日の務めということではないだろうか。

 
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