人工物質の脅威:大気・水・食品
362147 日本人男性、4人に1人は不妊リスク
 
匿名希望 20/11/29 PM09 【印刷用へ
これまで不妊の原因と言えば、“女性にあるもの”というイメージが強かったが、実はその半分は男性にあるということが、ここへ来て少しずつだが認知されつつある。精子の数などが自然妊娠するための基準値に満たず、不妊リスクを抱える日本人男性は4人に1人。精液の中に精子がいない「無精子症」と診断される男性も100人に1人から100人に2人に増加しつつある。

では、なぜ男性不妊は増えているのか。そして治療現場の実際とは?
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−−まず取材にあたることになった理由から教えてください。

「きっかけは実際に不妊で悩んでいるご夫婦が知人にいたことです。結婚されて数年経つんですが、なかなか子どもに恵まれず、不妊検査に行ったところ原因が旦那さんにあることがわかりました。その時は僕も“不妊と言えば女性のもの”という認識でしたから、『えっ、旦那さんに?』と驚いたんです。そこで調べてみると、“男性のみに原因がある場合と夫婦共に原因がある場合を合わせると全体の48%になる”というWHO(世界保健機関)の調査結果があることを知りました。つまり、不妊の原因の半分は男性が関わっているんですね。まず、このデータに衝撃を受けました。それと同時に、僕と同じでまだまだ世の中には“不妊の原因は女性にある”という認識を持った方が多いのではないかと。当時はまだ男性不妊をテーマにした番組もほとんどありませんでしたし、それで会社に企画を提出して、取材を進めることにしました」

−−取材を進める中でいちばん印象に残ったことは何でしたか。

「下調べの段階である程度予想はしていましたが、それ以上に男性不妊が危機的な状況だということです。番組の中でもナレーションで入れましたが、今、日本人男性の4人に1人が“不妊リスク”を抱えているんです」

−−放送後のSNSでもいちばん反響が大きかった部分ですね。中には「4人に1人が無精子症なのか」と勘違いされていた方もいましたが。“不妊リスク”とはどういう意味なのか、改めて説明いただけますか。

「WHOが定めている『自然妊娠するための精子の基準値』というのがありまして。それが……
@一度の射精量1.5㎖以上
A精液1㎖の中の精子数1500万以上
B動いている精子の割合(運動精子)40%以上
C正常な形の精子の割合(正常形態率)4%以上
……という4つの項目を満たしていることなんですね。この基準値を下回っている日本の男性が、4人に1人いるということです」
 
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