人工物質の脅威:大気・水・食品
361551 日本人男性の不妊症の今
 
匿名希望 20/11/06 PM08 【印刷用へ
世界保健機構(WHO)のマニュアルでは不妊症の定義を,避妊しない性行為によって少なくとも12ヶ月経過しても妊娠にいたらない場合としています。現在では、通常のカップルのうち約15%は不妊症といわれています。WHOは、男性にのみ不妊原因があるカップルが24%、女性にのみ不妊原因があるカップルが41%、男女ともに原因があるカップルが24%、原因不明が11%と報告しています。すなわち、不妊カップルの約半数において、男性側に原因があるのです。

 

■男性不妊症の原因

造精機能障害(精子形成障害):精子がたくさん作れない

精路通過障害:精子が通れない、でてこない

性機能障害:性行為ができない

 

2016年に公表された全国調査の結果では、造精機能障害が82.4%、精路通過障害が3.9%、性機能障害が13.5%であり、以前の調査と比較して性機能障害の割合が増加しています。日本の婚姻カップルの45%はセックスレスという報告もあり、今後、性機能障害に対する治療は男性不妊症に関しても極めて重要になるでしょう。

 

■結婚前にすでに精液所見が悪化している?

女性は年齢が上昇すると妊娠しづらくなりますが、最近、男性でも年齢とともに元気な精子数が減少することが知られてきました。最近の晩婚化により、結婚前にすでに精液所見が悪化している男性が増えています。ブライダルチェックを受けた男性の7〜8%で精子数の減少もしくは運動性の低下が認められ、1〜2%で無精子症が認められました。すなわち、妊活前の男性の約1割で精液所見に問題があるわけです。

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