原発
361222 フクシマ 放射能汚染水の海洋廃棄・・国と東電の動き
 
酒井俊弘 ( 42 千葉 会社員 ) 20/10/23 PM11 【印刷用へ
コロナ禍の元で大倒産時代が近ずいている。これと同じように水面下でフクシマの汚染水問題がきな臭い動きをしている。そんな記事を見つけたので週間事実報道 2020年10月22日(木)282号から引用します。引用開始

>フクシマ『100万倍の放射能汚染水を政府と東電が海に捨てる日』

 将来、日本の海は高濃度放射能の海になるかもしれない。福島第1原発事故で発生している放射能汚染水仁ついて、東電は放射能を除去処理した後、海洋に廃棄することを目指している。稼働中の900個の汚水貯蔵タンクが近い将来いっばいになり、廃棄せざるを得ないというのが理由だ。

 しかし、汚染水をどう処理したとしても、除去しきれない放射性元素トリチウムは残ってしまう。それは、当の東電も認めている。では東電はこのトリチウムについてどう発言しているかといえば「 トリチウムの半減期は12年で、さらに水に含まれた状態なので、海洋生物の体内からは十数日で排出される。生物の体内にとどまることはないので、生物濃縮は起こらず安全」という。

 つまり、「 われわれが食べる魚など急魚介類の体内には、トリチウムはほとんどありませんよ 」といっているのだ。

 だが、これが事実ではないことが最近の東電自らが行った汚染水の分析で明らかになった。汚染水の中に有機炭素の存在が認められたのである。なぜ有機炭素があるとまずいのか。それは有機炭素の中の水素がトリチウムと置き換えられてレまい、有機結合したトリチウムが発生するからだ。


「濃縮されて私たちの口に」
 
 単なるトリチウム水(無機物)なら前述の通り、体内から排出される。しかし、有機結合したトリチウムはそれを取り込んだ生物の筋肉など、体の一部になる。そしてそのトリチウムが体内から排出されるのは1年ほどかかる。生物の体内に長期間残るということは、生物濃縮が起きるということでもある( 生物護縮とは、例えば、大きな魚が小魚をエサとして食べることで、小魚の体内にあるにある物質が、大きな魚の中ではより多くなるという現象)
 
 海洋水には通常の状態でもトリチウムがわずかに含まれている。その量は1リットル当たり0.72ベクレルほど。一方、汚染水のトリチウムは同73万ベクレル。汚染水には通常の100万倍もの量のトリチウムが含まれているのだ。

トリチウムが体内に入れば内部被はくが起こり、細胞の遺伝子が傷つく。遺伝子の傷はがんの原因の一つだ。
有機結合したトリチウムを含む処理水の海洋廃棄はそれ自体大問題だが、不思議なのはマスコミが問題として取り上げない点だ。内閣の基本方針から「復興」の文字が消える現在、これまでもお上に唯々諾々だったマスコミに私たちが本当に必要な事実を報じろと求めるのは無理な話かもしれな

引用終わり

確かに凄く小分けにして、地域を分散して、更に時間をかけて廃棄すればまだいいのかもしれません。
しかし、この期に及んでも誤魔化す体質はどうにもなりません。国と東電といえば日本のトップです。

更に国民の共認形成を担っているマスコミは事実を報道せずに、これも体たらくの娯楽=遊び報道しか提供できない。末期症状ですね。

この事実は、次代の活路は、私達が自らの手で事実を追求して発信・共認・行動することにあることを示していると思います。
 
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