学者とマスコミはグルで頭脳支配
360444 もし、あなたがコロナうつやパニック障害になった際にはどうするべきか。あるいは予防するには? メンタルヘルスの改善に確実に関係する三つの要素について(2)
 
匿名希望h ( 中年 福岡 技術者 ) 20/09/23 AM10 【印刷用へ
(続き)
つまり、GABA やセロトニンの産生が正常な人たちは、「どんなに厳しい体験をしても、それがトラウマや PTSD につながりにくい」わけで、逆にBA やセロトニンの産生が弱い人は、何かの経験によってトラウマや PTSD になりやすい」とも言えるのかもしれません。

さらに「うつ病も腸内細菌環境と関係している」ことがわかってきています。

以下の記事では、科学誌ネイチャーに掲載された、ベルギーのルーベンカトリック大学の科学者たちによる研究をご紹介していますが、タイトルの通りで、腸内細菌環境の改善で、うつや自殺を予防できる可能性があるのです。

自殺の多くは腸内環境の改善で防ぐことができる可能性
投稿日:2019年11月25日

いくら腸内細菌環境を改善しても、社会が良くならない場合は、自分が生きる環境は同じです。しかし、「その環境にメンタルが耐えられるかどうか」ということについて、いくつかの腸内細菌たちは、神経伝達物質の産制を促すことにより、私たちを過度な恐怖や不安から守ってくれるのです。

これまで何度も書いてきましたが、現代生活は、腸内細菌環境が破壊されやすい環境であり、

・抗生物質の濫用
・過度に衛生的な生活
・農薬や化学物質
・遺伝子組み換え食品
・人工甘味料

などに満ちていまして、これらのほとんどが多かれ少なかれ腸内細菌を殺します。

それに加えて、新型コロナの社会下での「常軌を逸した消毒生活」も続いていて、このまま同じような状況が、あと半年や1年とかに及べば、「多くの人たちの腸内細菌環境はボロボロになってしまう」と考えています。

多くの人が思っている以上に、殺菌剤や消毒剤の多用は人の腸内細菌の組成を変えてしまうことがわかっています。

また、殺菌剤や消毒剤の多用は、「肺」への影響も大きいです。これは、「過剰な消毒と殺菌が「人間の肺を破壊するメカニズム」がわかった」などの記事をご参照下されば幸いです。

もちろん、腸内細菌の組成に変化があっても、影響が出るのは何年も後のことなのですけれど、「いつかは影響が必ず」出るものだと思います。

そして、「プロバイオティクス食品(腸内細菌を改善する食品等)がメンタルヘルスの改善に効果がある」

ことについては、多くの医学論文があります。

プロバイオティクス食品を多くとることは、特にうつ病の発症と重症化を防ぐ効果があるようです。
(途中略)

ちなみに、最も大事だと思うのは、上に書きました腸内細菌環境の改善です。
メンタルヘルスに良い他のことを箇条書きにいたします。
リンクは、論文や医療機関のリンクですが、英語のものが多いです。

●太陽光を浴びる

・太陽光から得られるビタミンDは、神経伝達物質や酸化ストレスに対する有益な効果を通じて、うつ病の症状を軽減する (2015年の研究論文)
・太陽光はセロトニンという脳内物質の産生を促すため、気分の安定や睡眠の改善に結びつく (米トリシティ・メディカルセンター)
・太陽の紫外線が、腸内細菌環境の組成を良くする (ブリティッシュコロンビア大学の研究の研究をご紹介したIn Deepの記事)
・太陽光への曝露が少ないと精神的苦痛を感じやすくなる(米ブリガムヤング大学の2016年の研究)
・統合失調症のある被験者の65%は、症状のない人と比較して、血中のビタミンDレベルが「大幅に」低いことが判明(イスファハン医科大学の研究)

他にも太陽の恩恵はいろいろあると思われますが、今回のロックダウンや、ステイ・ホーム対策で良くなかった部分に、この「太陽に当たらない人が増えた」ということがあります。

また、「ふだんより歩かなくなった」あるいは「ふだんより運動しなくなった」人も増えているようですが、どんな種類のものでも、「運動」とメンタルヘルスは、密接に関係していまして、2018年に発表された論文では、「かなりの運動をしている高齢者女性は、認知症にかかる可能性が最大 90%低い」ということがわかったのだそうです。

そして、もうひとつ、これも腸内細菌環境と並んで重要なことが以下のことです。

●孤独に陥らない努力をする

これは、わりと最近の記事ですが、以下の記事で、アメリカのマサチューセッツ総合病院やハーバード大学公衆衛生学部などの研究者たちが発表した論文で、「うつ病の発症要因として最大であるものは、社会的つながり」だったことがわかったというものでした。

うつ病を予防する最も強力な因子は「人とのつながり」であることをアメリカの研究者たちが最新のデータ解析技術を使用して突き止める
投稿日:2020年9月9日

パンデミック下でのロックダウンや緊急事態宣言などでは、この「人とのつながりが断ち切られた」人たちも多く、人や地域によっては、その期間も比較的長いものとなったかもしれず、このあたりにもメンタルの悪化の要素が含まれています。

わかりにくくなったかもしれないですが、少なくとも、現在までに、医学的に明確な論拠がある「メンタルヘルスの改善」に良いものは以下の3つが最大のものだと思います。

・腸内細菌環境の改善(細菌環境の良い人ならその状態の保持)
・太陽光を無理のない範囲で浴びる
・孤独に陥らないように努力する
先ほども書きましたが、西洋薬とはちがい、どれも即効性があるものではないですが、今後長く続くかもしれない「暗い時代」の中をメンタルを保ちながら、つまり正気で生きていくには、これらは大事なことだと思っています。

いずれにしましても、人々のメンタルの常態がさらに悪くなっていくのはこれからであり、そして、数年後、十数年後はさらにそれが進むことは確実な予測となっています。
(引用終わり)
 
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