経済破局は来るのか?
360367 ビジネスアルマゲドンが始まった… : アメリカでは時間の経過と共に永続的な事業閉鎖が加速していることが明らかに。そして、日本を含む各国も集団自死的な経済の方向へと @
 
匿名希望 20/09/20 PM10 【印刷用へ
リンクより

◆拡大する無慈悲 
最近ずっと思っていたことに「ポストにチラシが全然入れられなくなった」ということがあります。

私の住むあたりは、いわゆるベッドタウンと呼ばれる場所でして、以前は、マンション販売を筆頭にした不動産関係の宣伝がたくさんポストに入れられていまして、それに加えて、小学校から高校まで学校が多いために、塾などのチラシもとても多かったですし、定番の食事のデリバリーなどを含めて、本当に毎日たくさんのチラシがポストに入れられていました。

◆激減したポスティング
美容院とかジムとかパチンコ屋さんなんかのものもよく入っていました。
それらが、今はまあ、見事に減りました。「数日間一枚も入っていない」という日もあります。こうなりますと、さびしいもので、よく「チラシを入れないで下さい」と、ポストに貼ってある世帯を見たりしますが、私などは、「チラシ歓迎します」と紙を貼りたくなります。これが景気的な問題によるものなのか、地域的な理由のようなものなのかよくわからないですけれど、現実として極端にポスティングが減りました。

このポスティングの仕事をしているのは、このあたりでは、たいていは高齢の男性でして、ヨロヨロと自転車でチラシを運び、ヨロヨロとチラシを入れている姿は、なかなか大変そうで、どちらかというと嫌われやすいポスティングですけれど、疲れた顔をしてチラシを入れているご老人を見ると、つい「ご苦労さんです」と言ってしまいます。

しかし、今はチラシそのものが入っていないので、そういう人たちの姿を見ることもほとんどなくなりました。

◆店がひとつなくなればそこから別の業種に影響が波及していく
「あの人たちも今、仕事ほとんどないんだろうなあ」と思うと、それはそれで心配な面もありますけれど、それはともかくとしても、新型コロナウイルスによるパンデミックでの準ロックダウンや緊急事態宣言などの影響は、当初、飲食を筆頭としたサービス業から始まりましたけれど、しかし、今書いたポスティングはささやかなものですが、

「お店がひとつなくなれば、そこから別の業種に影響が波及していく」というのはある程度は当然で、この世は、仕入れから情報伝達、チラシのデザインをする人や、お店の看板を作ったり、お店を改修する業務など、ひとつの小さな店舗でも、影響を与える業種は多岐にわたるはずです。閉鎖や破綻が複数にわたれば、その影響は波状に拡大していくと思われます。

そして、そうなるまでには、ある程度の時間がかかるものだと思われます。

◆「景気は持ち直しつつある」おいおい!
そんな中で、日銀の以下のような発表を聞きました。日本の景気の現状判断について、日銀は、「景気は持ち直しつつある」と述べていました。これは、リンク「日銀、金融政策の現状維持を決定 輸出・生産回復で景気判断を前進」(ロイター 2020/09/17)という記事にありますが、これを聞きまして、「おいおい」と思った方は多いのではないでしょうか。

もちろん「その通りだ」と思われた方もいらっしゃるのでしょうけれど、どちらかといいますと、多数は「おいおい」と感じられるような気もします。毎日、ニュースの見出しを見るだけでも、以下のようなことが伝えられます。

・カラオケ業界が「もう限界」 閉店500店超す (朝日新聞デジタル 2020/09/16)
・時短解除も客足戻らず 都心の酒場 (中日新聞 2020/9/16)
・USJ 客足戻らずバイト削減 (時事通信 2020/09/16)
・成田空港ターミナルビル12店閉店 行列の人気店も (毎日新聞 2020/09/15)
・コロナ禍、京都清水寺周辺の名店が続々閉店 (まいどなニュース 2020/09/11)

◆「数字」しか見えていない

こんなようなニュースが、毎日毎日、小さくどこかで報じられ続けているのですけれど、日銀は「景気は持ち直しつつある」 と。それぞれの国の大きな経済指標や、数値が仮に上向いていっているとしても、「個別の案件は今後さらに壊滅的になってく可能性」が、いたるところに示されています。日銀などの組織は「数字」しか見えていないのかもしれません。そこには「人間はいない」と思っている。

この世というのは、いろいろな人たちが、いろいろな仕事をしながら、お互いに影響して生きているのです。日銀のような人たち、あるいは政府の人たちというようなものもそうかもしれないですが、そういう人たちは、その根本的な社会のシステムを知らないで、教育を受けて大人になってしまった人たちなのだと思います。社会を動かしているのは「数字」だと信じている。
 
  List
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_360367
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
360368 ビジネスアルマゲドンが始まった… : アメリカでは時間の経過と共に永続的な事業閉鎖が加速していることが明らかに。そして、日本を含む各国も集団自死的な経済の方向へと A 匿名希望 20/09/20 PM10

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp