新しい男女関係(→婚姻制)の模索
360330 若者(特に女子)の性的関心の低下はなんで?
 
宮田一郎 ( 東京 ) 20/09/19 PM07 【印刷用へ
前回の記事(360112)では、2000年以降の性的関心の急低下、特に女子の急落が気になる。
性的関心の急低下は何を意味するのか、何が原因なのだろうか。

性エネルギーの衰弱は本能欠乏の衰弱というよりも、何らか観念的、規範的にブレーキをかけているように思える。

「女性は性的な話をしてはいけない」といった、性は淫らなもの、だから隠すべきものという植え付けられた性規範に加え、「嫌われたくない」といった仲間圧力からくる表層収束によって、二重にブレーキをかけているものと思われる。

また以下に紹介する記事では、ネットに氾濫する性描写が女子の性嫌悪を加速させたとあるが、ネットにより性は随分とオープンになったとばかり思っていたが実際はどうなんだろうか。


「若者の草食化」は本当か?40年間の「性行動調査」から見える事実(リンク

「2005年に公表された第6回調査までは、青少年の性的な活発化、低年齢化が危惧されていました。しかし、2011年の第7回調査から、急に全世代の男女で性的関心が低下し、特に高校生女子は、58.6%から46.4%、大学生女子も89.7%から73.7%となっています。男子に比べて女子が極端に低くなっており、セクシュアルなことを見聞きするのでさえ嫌で気持ち悪いと答える、性嫌悪の女子が増えています」

その原因として「女性は性的な話をしてはいけない」といったステレオタイプな見方が日本社会に残存していることがアンケートにも反映されている可能性も十分考えられる。
つまり、「性的関心がある」と言いたくないという自分像が、若い女性のなかにあるというわけだ。林氏は、性嫌悪の女性が増えている理由をこう説明する。

「性的な問題に対して拒否反応を示す人は、昔から男性に比べて女性のほうが多いのですが、ネットが普及してからは、これが顕著になっています。たとえば、ネットを見ていると不意にアダルト系の広告が出るなど、性的な情報が氾濫していることが一因にあります。決して望まぬ形で見せられることにより、不快になって性的関心が失われるだけでなく、性嫌悪に陥っている女性が増えていると考えられます」
 
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