これからの暮らしはどうなるの?
36009 市場社会のお金を道具とした評価社会への変容
 
福田慎一郎 ( 24 愛知 営業 ) 02/07/13 PM06 【印刷用へ
市場社会に身を置く我々にとって、お金による評価圧力は否定できない。お金は現時点、生きていくために必要であるのはもちろんのこと、人をひきつける吸引力、必要か否かの価値指標の機能も併せ持つからである。
(僕も含め)大半の人たちが、「お金の絡むことイコール汚い」のイメージを持つ。しかし、そういった既成の観念を取り払い、現実を真っ直ぐに受け止めようという気持ちが自分の中で芽生えている。

No35729超市場30にある四方さんの言葉

>最先端の機能or意識or闘争は、常に古い機能or意識or闘争によって構成された古い現実世界の真っ只中に登場する

この言葉から、市場社会から顕在化しつつある評価社会への変容を次のようにイメージした。
現実の中から我々が可能性を見出し、現実の機能(or意識)を従え、可能性に向かって歩んでゆく、これを具体的に市場社会に身を置く我々の視点で見るとどうなるだろうか。つまり、市場価値としてのお金の意味を「必要か否か」の評価指標に移し変えるという方向性が見えてくる。
市場社会の中ではあるけれど、お金は評価指標の最先端を走っている。そのお金を意識せず、「新しい社会を」と唱えることにどんな意味があるのだろうか。幻想世界に身を置くことにお金は必要ない。しかし、現実から離れたところで本当の可能性を感じることはないだろう。評価は得られない。広がりも得られない。現実を突破できないことは十分に予想されるところだ。

るいネットは課題に向かってそれを突破するために、あらゆる方向から実現の可能性を模索する場であった。その中で我々は実現基盤を探り当てたんだと思う。市場社会で必要か否かの判断材料を持ち得る物は?そう考えたとき、お金に直結する。認識の可能性収束である。

まだ現時点ではお金を道具として市場社会を突破するという課題を得たに過ぎず、これからはどうして突破するか模索する毎日である。
そうした中、市場社会から顕在化しつつあるお金を道具とした評価社会への変容を前提とした上で、古い現実から新しい現実に至る実現経路をたどることの意義は大きいと思う。
 
  List
  この記事は 35729 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_36009
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp