健康と食と医
359862 合成系石けんは新型コロナに効かない
 
匿名希望 20/09/03 PM08 【印刷用へ
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「自然原料で製造した無添加石けん、そのハンドソープの主成分である界面活性剤を調べたところ、インフルエンザウイルスに対する効果があまりにも大きいことにびっくりしました」

こう語るのは広島大学大学院医系科学研究科(ウイルス学)教授、坂口剛正さんだ。

坂口さんらが調べたのはヒトインフルエンザウイルスとネコカリシウイルス(ノロウイルスの仲間)。実験結果は、広く販売されている合成系洗剤(の石けん)の主成分と比べて、自然原料で製造した無添加石けんの主成分の抗ウイルス作用が最大で1000倍も大きかったというのだ。

新型コロナウイルスの感染拡大が大きくなってきたため、前々から気になっていた手洗い用石けんについて詳しく聞きたいと北九州市と広島大学を訪ねたのは緊急事態宣言が出る前のことだったが、坂口さんらが明らかにした「自然原料の無添加石けん」が秘めている効果の大きさは予想外だった。

早とちりしてしてほしくないのだが、その抗ウイルス効果の研究はヒトインフルエンザウイルスやトリインフルエンザウイルスに関してのもので、新型コロナウイルスは含まれていない。

「ウイルスの構造などから新型コロナウイルスでも同様の効果があるはずですが、それはこれからの課題です」


■どんな石けんを使えば、より抗ウイルス作用が大きいのか?
「薬用」や「殺菌」を謳うハンドソープが多く販売されているが、我が家では長年、泡状の「手洗いせっけん バブルガード」を使ってきた。2009年の発売直後から、洗面所にもトイレにも台所にも常備してある。

2009年は新型インフルエンザ(ウイルスはH1N1)によるパンデミックが起こった年だったため、インフルエンザウイルスに効果があると聞き飛びついたのである。(医薬品ではないのでボトルには抗ウイルス効果は記されていない)。

1910年創業の同社は、1960年から洗剤大手メーカーの製品と同じ合成系洗剤の製造を開始し利益をあげていた。鉄と石炭の街ゆえ労働者の体や衣服の汚れが大きく洗剤の消費量が多かったからだ。

だが安全性や環境問題への配慮から、1974年に自然原料を使う昔ながらの「石けん」だけを製造するようになった。

原料は牛脂やナタネ油、パーム油などの天然油脂と自然塩、カセイソーダ、カセイカリのみ。

原料を大きなタンクで撹拌し、いわば「熟成」して作る。日本酒の醸造のような感じだが、これは手間と時間がかかる。

一方、圧倒的なシェアを占める合成洗剤は低廉な石油化学原料で大量生産し低価格を実現しているためまったく勝てず、「赤字が17年」も続いた。

石けんはきわめて身近な製品であるため、ほとんどの人はその原料について考えたことがないと思うが、昔ながらの「石けん」と広く普及している「合成系の洗剤や石けん」との違いは、シャボン玉石けんのウェブに詳しい解説がある。

「自然原料無添加石けん」と「合成系の石けん」はまったく別の製品という印象だ。
 
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