日本を守るのに、右も左もない
35951 『認識形成の場』の下では「お金」さえ根本から変質する
 
山本士峰 ( 25 東京 建築士 ) 02/07/12 PM10 【印刷用へ
>そしていったん認識欠乏が顕在化するや否や、それは最先端の欠乏となり、それに応える『認識形成の場』は最先端の活力を生み出す溶鉱炉となる。そして、人々の基底的な『判断の土俵』や『人数』や『投稿資格』などの評価指標を媒介として、お金をはじめとする私権闘争の一切をその場の下に収束させ、全てを統合してゆく。(35729 四方勢至氏)

この投稿を読む前は、「お金」による評価は、私権フレームの中で評価されたこと、あるいは勝ったことを、明示する必要から行うのだと考えていた。

しかし、この投稿を読むことで、それが間違いであったことが分かる。

そもそも、読者が「お金」を払った時点で、その読者は認識収束しているのであり、また、実現論を高く評価している。現時点では現代の代表的評価軸であるお金を払うと言う行為自体が、素直に評価していると言う表現であったことを見逃していた。

評価を表す指標として「お金」を払うと言う形を取っているだけなら、最終的にはお金の有り方は大きく変わってゆくと思われる。これまでなら「面白そうだから買ってみよう」と言うところだろうか。しかし、ここでは次の段階に進む。「自分も応援したい」更には「参加したい(協働者となりたい)」という気持ちへ。そして、そのような気持ちを表す方法として「お金」を払う。

もともと私権社会の中では、それそのものが欲望の対象であった「お金」が「評価の表現方法」へと、その根本から存在の仕方が変質してしまう。これは非常に大きな変化であり、本質的には全く別のものであると言って良い。それは純粋に「評価」を表すものとなり、最終的には「お金」という形を取ること自体に意味がなくなり消滅してしまうのかもしれない。

いずれにせよ、私権社会・市場社会の象徴とも言える「お金」でさえも、新しい社会『認識形成の場』の下では、解体、再統合されてしまうのだ、と言う事が分かる。
 
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