生命原理・自然の摂理
358469 追従本能と性闘争本能と敗従本能
 
匿名希望 20/07/16 AM09 【印刷用へ
そもそも生物には、種の存続を目的とした集団本能がある

魚や鳥など、群れで行動する動物によく見られる「誰かの行動と同じ行動をする本能」のことを追従本能と言い、集団本能の根幹を成している

たとえば、一ヶ所に固まっているカラスの内、一羽が飛び立つと他のカラスも一斉に飛び立つことがある。これは一羽目が察知した情報の中身が何であれ、一羽目と同じ行動をとることで、餌を獲得できたり外敵を回避できたりと、集団にとってプラスの結果へ繋がる可能性があるからだ
(もちろん全部が全部成功するわけではないし、中には誤報も存在する)

追従する(みんなが一緒の行動をとる)ことで集団=種の存続確率を高めるのである

しかし生物には、種にとって優れた遺伝子を残す為に、オスがメスの獲得を巡って争う性闘争本能(=縄張り闘争本能)が存在する

自分以外のオスはすべて敵となる為、繁殖期の闘争はかなり激しい
(哺乳類は特に激しく、血みどろになることもしばしば)

しかしそうは言っても、どちらか一方が死ぬまで争っていては、外敵に対する戦力が衰えてしまい、集団ひいては種としての存続が危ぶまれてしまう

集団本能も性闘争本能も種の存続の為には必要不可欠なのだか、両者の間には矛盾が生じてしまうのである

そんな矛盾を解決すべく生まれたのが敗従本能

負けた犬がお腹を見せるように、敗者が負けを認めて勝者に従うことでそれ以上の殺し合いにまでは発展しないようになっている

敗従本能による序列によって秩序化され、集団は統合されるのである

矛盾を孕む二つの本能自体が敗従本能によって統合されたとも言える



本能原理は成るべくして成っており、その因果関係の明確さにはいつも心底感心させられる
 
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