日本人と縄文体質
354014 正解はひとつのやり方ではない。相手がおいしいと思ってくれること。
 
藤井智子 ( 30代 京都 OL ) 20/02/24 PM06 【印刷用へ
茶道のお家元ってどんなことをしているの?江戸千家の”後嗣”に直接聞いてみたリンクより

「江戸千家」をご存じですか?先日青山の根津美術館にて『特別展 江戸の茶の湯−川上不白 生誕三百年−』が開催された、茶道の流派のひとつです。その名の通り江戸で開かれ、江戸のまちで育って約300年。長い歴史を持つ江戸千家、しかしお茶の「流派」実はよくわからない……。どんな流派で、どんなお茶を点てているのでしょう?
 実際に江戸千家にお邪魔していろいろとお話を聞いてきました!

(中略)

表千家や裏千家という言葉は、茶道になじみのない方でも聞いたことはあるのではないでしょうか。歴史の教科書でも定番の千利休。彼が京都で茶道を盛り立てたとき、現代とは「流儀」という意識も今とは異なるものでした。

(中略)

江戸千家のお茶はどんなお茶?「おもてなし」の心とは

いきなりの爆弾発言にひっくり返ってしまいました。表千家と裏千家は作法に細かい違いがありますが、ぱっと見てわかるのはお茶の表面が泡立っているかいないか。私は裏千家なのですが、ラテのようにきめ細かいお茶を点てるのが良しとされています。

新柳さん:江戸千家のお茶は『心地よさ』を大切にしています。裏千家でお茶を学ばれた方がいらっしゃるということで、今回はしっかりめに泡を作りました。折角なので、表千家寄りのお茶も点ててみますよ、飲み比べしましょうか?

さらにお茶をいただくことに!しかも、お抹茶の種類を「星の奥」という福岡県八女のお茶に変えてくださいました。しかも茶壷のお茶という、平たく言うと大変貴重なお抹茶で点てていただきました。

新柳さん:一碗のお茶を点てるには、抹茶の量、炭のおこり、どの釜を使うか、その日の気温や湿度、そしてお点てするお相手の好み――まろやかなのか、苦みあるほうがお好きか、など、さまざまな要素があります。『正解』とは、1つのやり方ではありません。相手がおいしいと思ってくださることです。

――なるほど……もはやインタビューというより、貴重な講話をお伺いした気分になってまいりました。しかし、そうすると、お茶に大切な作法がめちゃくちゃになってしまうのでは……?

新柳さん:形として定めて守るべき部分と、変わっても問題ない部分と、むしろ変えるべき部分があるというだけのことです。あと、私は、自分たちは『アーカイブ機能』という役目もあると思っています。流派の型、そしてその精神を守り伝えていくのは、茶家の役目のひとつです。そもそも、作法というものは、場所や時代で変わっていきます。伝統はコピーではないですから。

きちんと型を受け継いだ方々がいらっしゃるから、茶人それぞれの創造性が際立つのですね。根津美術館の特別展では、不白自作の茶碗や香合、行った画賛(絵を絵師が書き、それに書き加えること)などを見ることができました。
 創始者の本当にクリエイティビティは現代まで引き継がれているのですね。
 
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