健康と食と医
354011 うつ病患者の9割が復職、効果抜群の無薬治療法
 
おぬこ ( 27 東京都 会社員 ) 20/02/24 PM01 【印刷用へ
近年20代4,50代の鬱が急上昇している。
原因が分からないことで薬を飲んで駆動物質を押えようとしているが、ごまかしにしかならない。
薬を使わない治療法で9割の完治をさせている病院がある

以下引用
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ここ数日、うだるような暑さですが、お変わりないでしょうか。スタッフの一色でございます。

今日は本当に久しぶりの出勤です。今日は午後から勤務先に出勤なので、午前中FDAに出勤しております。火曜日・木曜日はトレーニング生の出勤人数が少ないので、かなり静かな朝です。ブログも随分お休みしていましたが、以前読んだ記事で、元うつ病患者として非常に気になっていた病院がありますので、ご紹介したいと思います。

その病院は、福岡県大牟田市にある、不知火病院です。地方都市にある民間の中規模病院ですが、1989年に日本初のうつ病専門治療施設「ストレスケアセンター」を開設して以来、独自の治療方法を用いて高い復職率を達成し、先進的な医療機関として注目を集めてきたそうです。

こちらの病院の特徴で、いくつか共感した点があります。まず一つが“薬をなるべく使わない”ということです。記事中の以下の記述を読んでいるうちに、改めて闘病当時の自分を客観的に思い出し、非常に考えさせられました。

“うつ病患者には、とにかく抗うつ薬を処方。調子が上向かなければ薬を増量、あるいは他の薬を追加。再診以降はいわゆる3分間診療……。それが一般的なうつ病治療の現実だ。だが、不知火病院は薬物療法を「対症療法」と位置づけ、より根本的な治療として、認知行動療法をはじめとしたカウンセリングに力点を置いている。”

うつ病発症当時、私は激しい抑うつを経験し、半ば方針状態のまま、ある大学病院を受診しました。最初のカウンセリングでは、比較的長時間話を聞いてもらえました。途中から涙が溢れ、震える声で話す私を、医師の隣で研修医とおぼしき方々が真剣に見つめていたのを覚えています。以降、自宅から2時間近くかけての通院が始まりました。

寄せては返す、凄まじい憂鬱と焦燥感、将来への不安と闘いながらの通院は、今思い出すだけで息が苦しくなるような辛さでした。さらに、診察までの待ち時間が、長い時は1時間半近くに及び、診察時にも、スケジュールに追われている医師の忙しさが伝わってきて、質問もまともにできないような雰囲気でした。“楽しいことが何もない”とすがりつくように訴えても、“その中で何か楽しいことを探してください”“薬だけで治ると思ってもらうと困ります”といった取り付く島もない回答が返ってくる、また、薬物以外に実質選択肢がないという状況、気持ちを吐き出す余裕もない、5分とない診察時間は、ギリギリのところで保っている気力を、徐々に奪うものでした。

今考えると、医師の苦悩も理解できるような気がします。書店で読んだ、あるうつ対策本は、診療に悩んだ挙句自身が病んだという元精神科医が書いたものでした。複数に及ぶ薬物の大量投与は、医師ですらその結果について恐怖を覚えるという内容で、改めて安易に薬物に頼ることの恐ろしさを感じました。

次に心から納得したのが、“自宅療養が難しい”ということです。院長も説明しておられますが、“休職して療養に専念しても、昼間に自宅で1人という毎日が続けば、孤立感が深まりマイナス思考に拍車がかかる。散歩も近所への気兼ねがあってしにくいし、子供から「お父さんどうして仕事に行かないの?」と聞かれたら辛い。入院すればそれらのストレスから逃れられる。”

私も、近所の人に顔を見られたくなく、毎日隠れるように生活を送っていました。自らが惨めで情けなく、友人から届く年に一度の年賀状ですら、読めずに片づけていたほどです。とにかく“今より悪い状態にならない”ように、をひたすら心がけ、安全地帯から出るきっかけを、完全に失っていました。周りからの刺激も殆どなく、あっても自分の考え方が恐ろしく偏っていることにも気が付かないため良い方向に働かず、場合によってはマイナスの解釈をして、攻撃的になったりもしました。

未だうつ病で引きこもっている友人に、一つの情報として紹介しようと、不知火病院に直接電話もしてみました。だいたいの場合、病状などの説明を聞いてもらえる体制は全くなく、「とりあえず外来に来てください」と一蹴されるのが普通なので、その心構えで電話しましたが、現在の状況やうつ病に陥ったきっかけなど、その場で聞き出してくださいました。もちろん、県外からの患者が多いから、入院治療となることが多いからなどの理由もあるとは思いますが、患者の身になって傾聴するという姿勢が感じられました。また、家族からのサポートも重要と位置付けているとのことで、出来れば入院前に親も交えてのカウンセリング、もしそれが無理でも、入院時には必ず一緒に来院をお願いしているとのお話でした。

不知火病院のうつ病専門の医療施設「ストレスケアセンター」は、有明海に注ぐ川の河口に面し、暗さや閉塞感がまったくなく、まるでリゾートホテルのような佇まいで、「海の病棟」と呼ばれる48床の病棟があるそうです。

入院となると、確かに高額になりますし、九州から遠い地域に住んでいる患者には、大きな決断が必要になると思います。ですが少しでも、「変わりたい」「今の状況から抜け出したい」と思い、心の準備ができたなら、思い切ってこのような病院に話を聞いてみるのも一つの手かなと感じました。

“環境を変える、考え方の歪みを取る”ことで、就労の意欲を呼び覚ますことができるのでは、と私も思います。
 
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