脳回路と駆動物質
353966 オスとメスで逆に働くオキシトシン(メダカの実験より)
 
田村正道 ( 57 京都 建築士 ) 20/02/22 PM06 【印刷用へ
親和を促進する働きがあるオキシトシンですが、オスとメスでその働きが異なる事がわかってきました。

東北大学㏋
//www.tohoku.ac.jp/japanese/2020/02/press20200207-01-medaka.html
より引用

●愛情ホルモンが左右するメダカの異性の好み 〜オスとメスで逆に働くオキシトシン〜

2020年2月18日13:30 | プレスリリース・研究成果

【発表のポイント】
メダカが親密な異性を好む性質は、オキシトシンホルモンによって制御されていることを解明。

オキシトシン遺伝子を壊すと、メスでは好みが消失し、オスでは親密なメスを好むようになる。

メダカの基礎研究から親密な異性への好みや性差を生み出す機構の解明に期待。

【概要】
北海道大学大学院薬学研究院の横井佐織助教,岡山大学大学院自然科学研究科の竹内秀明特任教授/東北大学大学院生命科学研究科教授(併任)及び基礎生物学研究所などの研究グループは、メダカが親密な異性を好むか否かをオキシトシンが制御していることを明らかにしました。

メダカのメスには「そばにいたオス」を目で見て記憶し、そのオスの求愛を積極的に受け入れる傾向がある一方、オスは親密度に関係なくメスに求愛します。本研究では、「愛情ホルモン」として知られるオキシトシンに着目し、メダカでの異性の好みに対する効果を検証しました。

オキシトシン遺伝子を壊したメダカを用いて実験をしたところ、メスではオスに対する好みが消失し、見知らぬオスを積極的に受け入れましたが、オスでは三者関係(オス,オス,メス)において、初対面のメスには無関心である一方、親密なメスに対してはライバルオスを追い払ってメスのそばにいる様子が観察されました。

ヒトなどでは、オキシトシンには親密な他者に対する愛着を強める働きがあるとされていますが、メダカのオスでは逆に愛着を下げる方向に働くことが明らかとなりました。このことから、オキシトシンが動物種や性別によって「愛情ホルモン」以外の働きを持つと考えられます。


行動異常を示したメダカの脳ではいくつかの遺伝子の発現量に顕著な変化があり、その遺伝子はヒトにも存在したことから、メダカの基礎研究からオキシトシンが親密な他者に対する愛着を制御 する仕組みや性差を生み出す仕組みが明らかになることが期待されます。
 
  List
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_353966
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp