日本を守るのに、右も左もない
35381 勝ってこそはじめて物言える
 
ゲン ( 25 茨城 ) 02/07/05 PM00 【印刷用へ
ボランティアはじめ、各種非営利団体などに共通するコンセプト「無償」

この「無償の活動」というものは、人間の欲に絡む部分から解放されていて、なんだかすばらしいものに思える。だけど、皆が皆そこに向かうという話は聞いたことがない。「無償の活動」のコンセプトの中には、感動すらおぼえる信念を持って、活動されている方も多数いる。だけど彼らの活動には、それほどの拡がりが全く感じられない。

なぜか?

彼らは、結局「市場」に勝てていないのだと思う。
「無償」というコンセプトは、一見「市場」に対峙する為の武器のようにも思えるが、それは嘘だ。
自らの活動が、市場を越えることができないことの言い訳として、また自らの活動を慰める為に「無償」を用いてはいないだろうか?「無償なのだからある程度のサービスのまずさは勘弁してもらいたい」という暗黙の了解が、市場に負けていることを証明している。だから、ちっとも現実は変わっていかないし、なんといっても収束力がない。

市場を越えていこうと考えるならば、まず同じ土俵で市場と対峙しなければならない。「市場社会」の現実を直視し、逃げることなくそこで勝っていく必要性を感じる。勝ってこそはじめて「古い評価指標を超えた新しい評価指標の必要性」を語れるようになるのではなかろうか?そう思う。
 
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