健康と食と医
353047 人から人へ感染することが確定した新型ウイルスがパンデミック化するかどうかの瀬戸際に立つ世界。「延べ30億人の中国人」が全世界に移動する春節が迫る中、感染回避の最善策を考える
 
匿名希望h ( 中年 福岡 技術者 ) 20/01/22 PM09 【印刷用へ
インフルエンザの季節ですが、肺炎等を引き起こす可能性のある「未知の新型ウイルス」?
表題の記事がInDeepさんに記載されています。引用させて頂きます。
リンク
(以下途中から引用)
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■実際の感染者数は完全に未知の世界

中国の武漢という場所で発生したと考えられている、肺炎等を引き起こす可能性のある「未知の新型ウイルス」が発生して、10日ほどが経ちました。

当初、中国当局は、感染者が 41人というように発表していましたが、英国の科学者たちは、その時点で、「すでに最大で感染者は 4500人となっている可能性」についての論文を発表したことを以下の記事で取りあげたことがあります。

その後数日で、公式な発表による感染者数だけでも、あっという間にその数は増加していまして、冒頭にありますように、1月21日の時点で 222人のコロナウイルス感染者がアジア各地で発生しています。
(途中略)

「新型ウイルスは、人から人へ感染する」ことを確認したと 1月21日に発表しています。これを受けて、世界保健機関 WHO は、1月22日に緊急会議を開催し、この新型ウイルスを、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と宣言するかどうかを決定すると発表しています。

おそらく、「公衆衛生上の緊急事態」と決定されるのではないでしょうかね。そして、今の時期が問題なのは、「数日後から、中国は、旧正月の春節に入る」ということなのです。

この春節は、中国だけではなく、世界中に住む中国人の人たちがいっせいに移動や旅行を始める時でして、その移動の規模は「数億人では済まない」ほどのものです。
(途中略)

■ウイルス感染への防御の最大のポイントは?
マスクや手洗いはまったく有効でないことは、先ほど書きました。
では、どういう方法があるかといいますと、結局は「自分のからだの免疫力を高めて、ウイルスに感染しにくい体を作るしかない」ということになりそうです。

最近、私は、ブログやメルマガで、「腸内細菌」のことについて述べることが多いですが、実は、インフルエンザウイルスに関しては、

「腸内細菌とインフルエンザウイルス感染に重要な関係がある」ことがすでにわかっています。

前回のメルマガでは、抗生物質を飲んで腸内細菌に変化があった人は、インフルエンザウイルスへの免疫が大きく低下することが示された研究について少しふれたのですが、昨年以来、「インフルエンザウイルス感染のカギは腸内細菌」だということが多くの実験で示されています。

インフルエンザというか、「感染症すべて」と言ってもいいのだと思います。ですので、腸内細菌環境の良い人たちは、感染症にかかりにくいということは事実であり、これは体験的にもそう思います。

たとえば、アレルギーなどを持つ人は、腸内細菌環境のバランスが悪くなっている場合が多いはずですけれど、そういう人たちは「感染症にもかかりやすい」可能性があるということになります。

今回は、そのような研究の中で、規模の大きかったものの概要をご紹介させていただいて記事を締めさせていただこうと思います。イギリスのフランシスクリック研究所によって行われた研究で、腸内細菌がウイルス感染からからだを保護していることを示す研究です。

また、この研究では「抗生物質を服用すると、ウイルスに感染しやすくなる」ことも示されています。これは、抗生物質によって、腸内細菌の一部が死滅することにより、ウイルスへの保護機能がなくなるためです。

ここからです。

■腸内微生物はマウスをインフルエンザウイルス感染から保護した

共生している腸内微生物は、ウイルス感染の初期の段階でインフルエンザウイルスから保護するために、非免疫性肺細胞の抗ウイルスシグナルを刺激することが研究で判明した。

腸内微生物は、抗ウイルス応答を促進するインターフェロンのシグナル伝達を強化し、それによりマウスの細胞内でのインフルエンザウイルスの複製を減少させることにより、マウスは感染から守られていた。

しかし、この腸内微生物による感染からの保護効果は、抗生物質の治療によって弱められてしまうことも確認された。

英フランシスクリック研究所のアンドレアス・ワック博士は、以下のように言う。「抗生物質を不適切に服用すると、抗生物質の耐性を促進するだけでなく、腸内の有用で保護的な共生菌を一掃してしまうことによりウイルス感染の影響を受けやすくなる可能性があることをこの研究は裏付けました」

「この研究は、微生物叢(腸内細菌フローラ)駆動のシグナルが複数のレベルで作用し、非免疫細胞に抗ウイルス状態を誘導して、ウイルス感染を早期に制御し、またウイルス感染後も、免疫細胞の機能を強化することを実証しました」

今後、研究者たちは微生物叢による抗ウイルス抵抗性の根底にある正確な起源とメカニズムをさらに調査する予定だ。

ここまでです。

これを読む限り、たとえば風邪に抗生物質を処方するというようなことについて、これまで「風邪はウイルス性なので、細菌に作用する抗生物質は効果がない」と言われることはありましたが、それだけではないことがわかります。

それだけではなく、「抗生物質を服用すると、腸内細菌によるウイルス感染からの保護機能を失うために、風邪やインフルエンザを含めた感染症にかかりやすくなる」というマイナスの作用しかないことが改めてわかります。

風邪で抗生物質を飲んだ場合、「あらたに他の感染症にかかるリスクを増加させる」ということになるわけです。風邪は万病の元などと言われることがありますが、この場合は、風邪が万病の元なのではなく、「抗生物質が万病の元」だといえるはずです。
(引用終わり)
 
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