宇宙・地球
353029 オリオン座が崩れる? ベテルギウスに異変
 
太刀川省治 ( 59 大阪 建築士 ) 20/01/21 PM11 【印刷用へ
オリオン座の1等星「ベテルギウス」が近い将来、死を迎えるといわれています。この星は太陽と同様に自ら燃えて輝く星(=恒星)であり、現在は恒星の最期の姿、赤色超巨星(太陽の1400倍)になっています。昨年秋から急激に暗くなりその時が近づいていると観察されています。

内部の燃料が燃え尽きた瞬間、自分自身の体を支えられなくなって暴走し、大爆発する。640光年というと遠くに感じますが、比較的太陽系から近く、地球に何らかの影響を与える恐れもあります。


朝日新聞デジタル 2020年1月18日記事を転載。
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オリオン座が崩れる? ベテルギウスに異変

 冬を代表するオリオン座の1等星「ベテルギウス」に異変が起きている。昨秋から急激に暗くなり、明るさが3分の1になった。もともと明るさが変わる変光星ではあるものの、過去50年で最も暗い。すでに寿命を迎えている不安定な星で、いつ超新星爆発が起きてもおかしくない。爆発の前兆なのか。もし爆発したら、夜空は、地球はどうなるのか。

 ベテルギウスを継続観測している米ビラノバ大のエドワード・ガイナン教授(天体物理学)は昨年12月、ベテルギウスが1970年代以降、最も暗くなっていると報告した。最も明るい時は全天に21ある1等星のうちで6〜7番目に明るいが、最下位に転落。いまも暗くなり続けている。

 ベテルギウスは、ギリシャ神話の狩人オリオンの右肩でオレンジに輝く星だ。重さは太陽の約10倍。太陽が46億歳なのに対して約800万歳と生まれたばかりだが、活動が激しいため、すでに内部の燃料をほとんど使い果たしている。年老いてぶくぶく膨らんだ大きさは太陽の約1千倍。もし太陽系にあったら地球や火星ものみ込み、木星のあたりまで達する。

 太陽が今後、数十億年かけてゆっくりと燃え尽きるのに対し、最期は激しい死を迎える。燃料が燃え尽きた瞬間、自分自身の体を支えられなくなって暴走し、大爆発する。激しいガスの衝撃波やガンマ線、X線などをまき散らしてまぶしく光る超新星になる。あとには極めて重く小さい星か、ブラックホールが残る。

 ベテルギウスまでの距離は約700光年で、私たちの天の川銀河のなかでもかなり近い。もし爆発したら、地球からはマイナス10等ほどの半月に近い明るさで見える。青白い輝きは数カ月間、昼でも確認できる。その後、徐々に暗くなり、5年もすると目では見えなくなる。日本で平家星と呼ばれてきた冬の大三角の一つは消え、見慣れたオリオン座の形は崩れる。
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