脳回路と駆動物質
352973 脳科学で見る記憶の仕組み
 
匿名希望 20/01/19 PM07 【印刷用へ
リンクより引用

忘れる仕組みを理解するには記憶の仕組みを知ることが近道です。

 

人間が記憶する流れですが、

1.五感から情報を得て
2.大脳皮質で認識し
3.A10神経群で危険か?好きか嫌いか?言語や表情はどうするか?興味は?と思考することで感情が生まれ、情報に対して「好き嫌いのレッテル」を貼り
4.前頭前野で自分にとってプラスな情報か判断され
5.視床下部から海馬に送られるという流れになります。
 

長期記憶にするためには、海馬により強い情報を送る必要があります。

結論をいうと、長期記憶にするためには「好きな情報かつプラスな情報」である必要があります。

 

しかしA10神経群で情報に嫌いとレッテルが貼られ、マイナスな情報と判断された場合、情報は短期記憶として扱われすぐに忘れてしまうのです。

メモが記憶につながる仕組み
次にメモが記憶につながる仕組みですが、あとで見直して思い出せるからというだけではないんです。

 

海馬が長期記憶する仕組みを解説しましたが、「好きな情報かつプラスな情報」として届けるためにはいくつかの方法があります。

1.反復する
2.強い感情をともなう
3.アウトプットする
 

反復することは同じ情報を何度も送るため、プラスの情報と判断され記憶に残ることになります。

残り2つも好きな情報かつプラスの情報として海馬に情報を届けます。

 

「強い感情をともなう」ですが、学生時代や仲間と馬鹿やった思い出など、感情を強くともなった記憶というのは大人になってからも鮮明に思い出せるでしょう。

 

補足しますが、「強い感情をともなう好きかつプラスな情報」というのは楽しいことだけではありません。

 

辛い思い出も自分のなかで「この気持ちは忘れない」と本気で感じたものは、脳は好きな情報かつプラスな情報として扱い記憶します。

 

申し訳ないのですが親しくない人に迷惑をかけたときより、大切な人に辛い思いをさせたことの方がずっと覚えているはずです(汗)

 

もう1つ、「アウトプットする」これも長期記憶につながります。

アウトプットにはいくつか方法があります。

・言葉に出す
・書き出す
・体を動かす
・人に教える
 

この中で1番長期記憶になりやすいのは「人に教えること」です。

人に教えるためには自分が完全に理解していなければ教えられません。

 

人に教えるときは

どうすれば伝わるか考え
言葉にし
わかるように書きながら
ジェスチャーを使って説明します
 

つまり長期記憶につながる方法を自然と全部使うことになるのです。

 

しかし自分が長く記憶したいからといって、勉強したことや思いついたことをいちいち人に教えようとする面倒な奴では、誰も一緒にいてくれません(笑)

 

ここで登場するのが「メモ」です。

思い出してください。

あなたはメモするとき!どうやってメモしていましたか?

 

おそらく多くの人は

ひらめいて
手を動かしてメモに書きながら
「○○○○。これで良しっと!」「あっ!こうする方がいいかも!」とつぶやきながら
あとで見てもわかるように考え
自然とポーズもとっていたはずです
 

つまり人に教える流れを自分1人で完結させられるのがメモなんです。

 

よく「忘れるってことは対して重要なことじゃなかったのかな?」と思ったり言われたりしますが、直感でひらめくときというのは、膨大な情報を考えて処理しまくっている「緊張状態」から、考え処理しまくることから離れて違うことをしているあいだに脳が情報を整理しおえて「弛緩状態」になったときに思いつくのです。

 

つまり「今までの努力から導き出された確信ともいえるもの」がひらめきなのです。

 

ひらめいたことをすぐに忘れてしまうのは、好き嫌いと情報にレッテルを貼ろうにも、整理・弛緩して生まれたため情報に対しての感情が弱く、プラス・マイナスの判断材料も弱いので記憶回路がうまく働かないためです。

 

そしてそうこうしている間にもドンドン違う情報が入ってきて情報を上書きしていくので忘れてしまうのです。

 

メモを取り忘れるとあとで泣きをみます!

 

ひらめいたらすぐメモを!
 
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