密室家庭は人間をダメにする
352966 本能に根ざした「遊び」だから能力形成に直結する
 
宮田一郎 ( 東京 ) 20/01/19 PM00 【印刷用へ
ブログ:共同体社会と人類婚姻史〜「”遊び”と機能発達」(リンク
>遊びは、動物にとっても人類にとっても本能に根差したもので、生きていくための知恵を遊びならが身につけていくという重要なものです。
>遊びの”本質”とは、外圧に適応する生体へと身体や脳を発達させていく為の、機能発達の場、実践的訓練の場にあると言えそうです。

“遊びは人間の本能として備わっている”
“子どもの仕事は遊びである。遊びは学びに欠かせない”
“遊びの種類によって発達するスキルや能力にも違いがある”
“仕事ができるできないは、子どもの頃に遊んでたかどうかで決まる”

などと言われるが、本能と遊びと能力形成の関係はどうなっているのか。
そもそも、遊びの本質とは何なのか。

リンク)より
「人は何を面白いと感じるのか」というポイントを「競争」「トレース」「非日常」の三つに絞り込み,これはすべて人間の本能に根ざすものではないかと考察した。

◆面白さの根源
 ・競争  =食料を得る、子孫を残す
 ・トレース=生存する手段の学習  
 ・非日常 =全滅の危機回避    
 ※面白さは本能が生む

1.競争
他者と自分を比べる本質的な遊びを面白く感じる。これは食料を得たり,子孫を残すという生存競争をするための本能だった。しかし,現在では生存競争をしなくても生きていけるため,勝敗の尺度が多様化した。その中では,ある趣味志向を持つ者のみに通用する「牛乳キャップコレクションのレア度比べ」のように,物理的ではない競争も成立しうる。

2.トレース
物事を見本やイメージの通り正確に実行すると,大きな達成感や自己採点的満足感が得られる。元々は生存手段を学習するうえで役立つ本能だった。示されたルートの通りに棒を動かす「電流イライラ棒」や,攻略サイトを見ながらRPGを遊んだり,ルービックキューブの解法を学んだうえで色を揃えるなどがトレースの例として挙げられる。また,所定の位置からゴミをゴミ箱に投げ入れるなど,日常の行為もルール設定次第で面白く感じられる。

3.非日常
普段やらないことをしたり,ギャンブルの大当たりなどまれにしか起こらない出来事があると,高揚感があり面白く思える。これは「逆張り」(常識とは逆の行動を取る)によって,生物が全滅を避けるための本能。群れになにか大事件が起こったとしても,他者と異なった行動を取る個体がいれば,その者だけは生き残れる。ただ,自分に関係ない火事や災害なども面白く感じられてしまい,わざわざ見物に行って巻き込まれてしまうこともある。
 
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353183 遊びと仲間関係 宮田一郎 20/01/27 PM09

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