共認心理学:現代の精神病理
351718 いまの子供たちを苦しめている虐待やいじめの辛さは、原猿時代の弱オスたちの辛さを上回っている
 
是安知和 ( 64 東京都 会社員 ) 19/12/08 AM00 【印刷用へ
11月23日の実現塾では、現代社会の子供と大人の活力を奪っている「闘争充足本能の混濁」をどうやって突破するかという問題意識のもとで、原猿から真猿への進化の過程が考察された。

★親和充足の起源は樹上に退避した原猿弱オス群の不全感に始まる
★異物としての胎児を免疫攻撃しないためにオキシトシンが親和物質として作用
★集団形態は進化の過程で単雄複雌群から複雄複雌群を経て「母系社会」に変化
★範囲が広く外圧が高い地域ほど進化のスピードが速くなる
★進化は地球上の別々の大陸で多発し、一本の系統樹におさまるものではない

などがポイントであると理解した。

最も重要な「一体充足」を制度にまで高めるには、母系社会の再評価に可能性がある。

いまの子供たちを苦しめている虐待やいじめの辛さは、原猿時代の弱オスたちの辛さを上回るものだという指摘は、会場の多数の塾参加者の心に重い課題として残ったように私は感じた。

一体充足を目標として個々人の観念や社会制度を組み替えていくことが、私権から共認へとパラダイム転換する現代の我々に課せられた最重要課題だと思う。
 
  List
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_351718
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp