心の本体=共認機能の形成過程
350940 脳の共感の特徴 ミラーニューロン@
 
池谷菜奈子 ( 24 東京都 会社員 ) 19/11/09 PM06 【印刷用へ
リンクより引用

■サルのミラーニューロン
1996年に実際にサルの脳の前頭葉に電極を刺し込んで調べその存在が確認されました。
サルがある運動をしている時、その同じ運動をしているのを見ていた時とで、脳の同じ部分が活性化していると実証されました。
このように猿に生物学的なミラー・ニューロンが認められたため、人間にも同じような機能を果たす部分があるのでは無いかと研究されました。
そして人間にもそれに近いような機能を果たす脳の領域があったために
その領域を含む脳のシステムをミラーシステムと名付けられました。
ミラーシステムは言語ではなく、自閉症関連の医者が研究をしているようです。
しかし人間の場合は他人の行動を自分の行動のように感じ、他人と同じ状態に自分を置くことで、他人の感情を理解できる能力です。
この考え方が拡大解釈されモーター・セオリーは単なる架空のものでなく、生物学的なベースもあるかも知れないと言う認識がされたのです。
サルと同じようなニューロンはヒトの脳では発見されてはいませんし、
ミラーシステムは実際に現物を特定した猿のミラー・ニューロンとは
意味合いが違います。
ミラー・ニューロンが記録されたサルのF5は、ヒトの運動性言語野(ブローカ野)に相当する位置にあることから、ヒトの言語機能との関係が
いろいろ議論されています。
しかしミラー・ニューロンのように相手の筋肉の動きが理解できる
と言うのとはまったく違います。現在では人間はサルのミラー・ニューロンを退化させ言語能力を高めたと考える方が自然だと思います。
可能な解釈のひとつは、ミラー・ニューロンは、
相手の脳が行っている運動制御の内的な状態を推定し、自分の運動の表象を使って、リハーサルする役割を持っているというものです。
これは模倣にもつながる機能です。模倣は乳幼児が言葉を覚えるときの
初歩であることから、ミラー・ニューロンは非言語コミュニケーションの基盤にもなると見られています。
これらの考察はあくまでもサルのデータからの推論の結果であり、ヒトの言語機能で同様のニューロン活動が機能しているという証拠は
今のところありません。
人間が音声認識をする場合に模倣ニューロンが作用していると言う
考えは想像の域を出ません。
 

空気を読む力 ミラーニューロンを鍛える方法、脳の共感の特徴
■ミラーニューロンと呼ばれる空気を読む力を鍛えることは
脳を活性化する意味でも非常に重要です。
会議の席などで、自分の上司がお茶をこぼしてしまった。。
プレゼンの席で自分の部下が緊張して何も話せなくなってしまった。
自分を訪ねてきたお客さんが急な雨でずぶぬれになってしまった。
…こういう時にあなたは慌てずに「とっさの気配り」をする事ができるでしょうか。
その場の空気を読んで、しかるべき行動をとることができるでしょうか。
こういう脳力も脳に柔軟性があるかないかで大きく差がついてくるのです。プロのカウンセラーや一流の営業マンは、相手と同調し共感し、信頼感を作るのが上手いです。相手とのリズム感やスピード感まで合わせることで、相手と心を同調します。意識的にせよ、無意識にせよ、共感をするテクニックを上手く使うことは、対人関係が必須の仕事では特に重要になってくるのですが、我々は誰しもが人とか変わり、人間関係が上手くなれば、人生は豊かになります。

■場の空気を読む
特にここで問題となるのが、「場の空気を読んで、適切な行動を取れるかどうか」という脳力の事です。
そしてこうした能力を司る脳のシステムを「ミラーニューロン」と呼びます。
空気を読む力がある人、無い人の特徴、場の空気が読めない人というのはどの世界にもいます。
例えば会議の席で仕事とは関係のない自分の話を話し始める人や、
他人が困っているそぶりを見せているのに全然気づかない人
公共の場で化粧を直し始めるのも場の空気が読めない人と言えるでしょう。
そういう場にそぐわない行動を平気でやる人は周りの人が自分のことをどう見ているかを気にすることなく自分の都合を優先させてしまうのです。
「もしもあの人の立場だったら嫌な気分になるだろうな」
といった、他者の立場に立って物事を考える習慣があまりないために、
その場の空気を察して他人を気遣い事ができないのです。
ある意味共感能力が低いとも言えます。
人間社会で幸せに成功し豊かになって行く為には、このスキルは必須です。適切に、空気を読む力ミラーニューロンを鍛える必要があります。

■空気を読む力 ミラーニューロンとは?
空気を読む力ミラーニューロンとは?
そしてこうした他人との関係を築くために、大変重要な働きをしている
脳細胞が「ミラーニューロン」なのです。
これは他人の言動に共感する働きを担っているニューロンのことで、
脳の前頭葉に多く存在します。
つまり私たちは共感を通じてコミュニケーションをするような
仕組みが脳に備わっている特徴を持つのです。ミラー(鏡)のニューロン(神経)
その名の通り、他人の言動を鏡のように自分に置き換えて反応する脳細胞です。そしてこのニューロンが
盛んに活性化し、活動している人は、
「もし自分があの人の立場だったらどうしよう」とか「自分もあの人のようにふるまいたい」といった感情を機敏に察するようになります。
他人の痛みや喜びに深く共感し、他人を尊重するようになるのです。
また他人に優しくしたり、他人を愛したりといった感情にもこのミラーニューロンが大きく関わっています。
 
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6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
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