生物学を切開する
350929 すべての動物の体内で『元素転換』が起こっている
 
中村英起 ( 60 佐賀 会社員 ) 19/11/09 AM00 【印刷用へ
「ルイ・ケルブラン」の原子転換説とは
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まず、生体における(常温常圧における)原子(元素)転換というのは、食べ物の中のミネラルが、体の中で別のミネラルに変化するということです。しかし、現代の常識では考えられないことで、現代科学では、いまだに解明できないか、そうなると誰かが困るからです。

フランスの生化学者(兼理論物理学者)の「ルイ・ケルブラン」は、鶏についての研究していた頃、灰岩のない土地で、石灰質の殻の卵を産むのは不思議に思い、たいへん興味を抱きました。詳しく調査してみると、土に混じって雲母(ウンモ)が見つかりましたが、雲母の成分はアルミニウム、カリウム、ケイ素などで、カルシウムはほとんど含まれていません。
不思議に思い、なおも研究を続けたところ、遂に、ケルブランは、雲母に含まれるカリウムが水素と結合してカルシウムに変化するという驚くべき事実を突き止めました。

これがきっかけとなって、やがてケルブランは、人間はもちろんのこと、すべての動物の体内で『元素転換』という現象が起こっているという、さらに驚くべき発見をすることになるのです。実は、この現象は、常温核融合と同じく、ごくわずかなエネルギーでも起こりうる核反応の一種だと考えられていますが、それは原子核物理学でいう「原子転換」とは、やや異なるものです。

原子転換とは、自然界にはほとんど存在しない超ウラン原子などの重い原子に、加速器によって高圧エネルギーを加えると発生する現象です。
ところが自然界には、軽い元素のほうが圧倒的に多く存在しており、とくに動物や植物などの生体の内部では、環境が整うことにより、生体に必要な反応が低エネルギーで効率よく行なわれているのです。たとえば生体内では、酵素やバクテリアなどによって、ある元素がまったく別の元素に変化しているのです。

(中略)

アフリカの赤道直下にあるガラス工場での調査研究を見ると、この熱帯の工場内というのは当然の事ながら、火を使ってする仕事でもあるので大変な高温です。そこで働いている工員たちはほとんど裸で作業をしているのですが、博士はその工員たちの一日の食べ物、飲み物、大小便、汗にいたるまでの一切を調べたのです。

そうすると、意外な結果が出たのです。
普通に考えると、暑いときは体を冷やすもの、つまり、冷たい物や、カリウムの多い生野菜、果物を食べていると思いがちですが、そうではなくて、 逆に塩分の多いものばかり食べていたのです。つまり、彼らの食べ物にはナトリウムが多いということがわかったのです。

ところが、大小便を調べたら、その中にはカリウムのほうが多かったのです。そこで、食べたナトリウムはどこへ消えたのか、そんなに食べてもいないのに出てくるカリウムはどうしたのだろう、という疑問にぶつかりました。それでも、ケルブラン博士は長年の調査結果を詳細に検討していったところ、食べたナトリウムと、出てきたナトリウムの差が、余分に出てくるカリウムの量とほぼ一致することを突き止めました。

ナトリウムが体内でカリウムになったのだという理論を引き出したのです。ナトリウムがカリウムに原子転換したという訳です。

また、前にも書きましたが、ケルブラン博士は鶏卵のカルシウムの研究もしています。

鶏の卵の殻はそのほとんどがカルシウムです。ですから 卵の殻の重さを計れば、鶏が出すカルシウムの量が分かります。それで、鶏が食べている餌に含まれているカルシウムの量も計っておけば、カルシウムはカルシウムからしか出来ないのかどうかが分かるのです。
ところが、 カルシウムを含んでいない餌をやっても、ちゃんとカルシウムの殻のついた卵を産むのです。

鶏の糞なども計算に入れて分析してみると、 体内に餌として取りいれたものと卵や糞尿として体外に出したものとでは、カルシウムをはじめとするミネラルの成分が違っていることが分かったのです。
これはやはり、体内でカルシウムが産生されたとしか考えようがありません。

さらに、カニやエビについても生体内における原子転換を認めない限り説明のつかない問題があります。特に脱皮する時のことを調べて見ると、今までの説では不可解です。
殻を脱いだカニを水槽の中に入れておくと 何も餌をやらなくてもカルシウムで出来た硬い殻が出来ます。

このカルシウムはどこから来たのでしょう。

水槽の中のカルシウム量も、 殻を脱いだカニがあらかじめ持っていたカルシウム量も計っておけば、 明らかにカルシウムが増えたことが分かり、カルシウムがカルシウム以外のものから作られたとしか言いようがないのです。
それから、 貝類においてもあの貝殻はカルシウムですが、彼らの餌である藻はカルシウムに富んでいるかというとそうではなくて、マグネシウムとカリウムが主体なのです。

また、「よもぎ」や「つくし」においても、カルシウムの問題は説明がつきません。これらには、カルシウム分が多いのですが、 その土壌を調べて見るとカルシウムは、それほど含んでいないのです。

自然界に生きる象なんかも、カルシウムを殆ど取っていないにも関わらず、あの巨大な象牙や骨格を持っているのもしかりです。
ついでに、「切干大根・割干大根」や「凍り豆腐・高野豆腐」なども、原材料にはカルシウムが少ないのに、どこからともなくカルシウムがやって来るのです。

まして、こちらは生体外での反応です。
現代科学や栄養学は、「原子転換説」から目を背ける限り、目の前で、はっきりと起こっている不思議現象を解明することはできません。

(引用終わり)
 
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