もはや学校は終っている
349261 世界が注目、12歳の哲学者に学ぶ。不確実性の高い時代に「自分の頭で考え抜く生き方」
 
匿名希望 19/09/12 PM07 【印刷用へ
リンクより引用。
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不確実性の高い現代、いい大学に行き、いい会社に入って、出世して……というこれまで理想とされてきたキャリアのあり方が揺らいでいます。一方で、それに代わる選択肢を見つけだし、周囲に流されず決断し、行動することが難しいのも確か……。

そんな私たちに示唆を与えてくれる、一人の「少年」がいます。それが、現在12歳、この春から中学校に進学予定の中島芭旺(ナカシマ・バオ)さんです。

芭旺さんはわずか10歳のころに出版した、自身の考えを記した著書『見てる、知ってる、考えてる』が累計17万部を突破。

「物事に重さはない。ただ、その人が『重い』と感じている。ただそれだけ!」「『こわい』は、やりたいということ。やりたくなかったら『やりたくない』って思う。『こわい』ということは、やりたくないわけではない」

芭旺さんの言葉は海外の人たちの心にも響き、韓国、台湾、ノルウェーでも翻訳され、出版。その後、ドイツ、ベトナム、ポルトガル、中国でも出版が決定するなど、「小さなからだの哲学者」として世界で高く評価されています。

その才能には、ビジネス界も一目置きます。ソフトバンク会長兼社長の孫正義さんが、私財を投じて次世代の異能の力を開花させようとする「孫正義育英財団」の準財団員にも選ばれ、これからの活躍が期待されているのです。

このように芭旺さんが年齢、国、領域を超えて注目される理由の一つは、その「生き方」。

小学3年生のとき、「学校へ行かない」ことを宣言し、自宅で学習したり、読んで「面白い」と思った本の著者の講演会に一人で出かけていったりして学ぶことを選びました。そして現在は、その日によって「学校へ行く/行かない」を自ら選択しています。

「学校へ行くのが当たり前」「学校を卒業したら、会社に勤めるのが当たり前」「会社へ行くのも当たり前」……そう考える私たちが芭旺さんの言葉からあらためて学んだのは、「自分の頭で考え抜く」ことの重要性でした。

学校のシステムへの疑問から「前向きな不登校」に

―10歳にして本を出版されて、まわりからの反響は大きいのでは?

あまり、まわりの反応は気にしていないんです。学校の友達の接し方も特に変わったわけではありませんし、いつも通り。ただ、視野が広がったな、というのは実感しています。

こないだ、ノルウェーで翻訳本が出版されたので現地へ行く機会があったのですが、どこに行っても自分で選択した生き方をすることを応援してくれる人はたくさんいるのだな、と感じました。

僕と同世代で、「学校に行きたくないな」と感じている人に、「学校へ行かない」という選択肢があること、「10歳でも本が書けるんだ」ということ……何か少しでも感じ取ってもらえたらいいな、と思っていました。

―そもそも、ご自身の本を出版するきっかけはなんだったのですか。

9歳のころ、ホリエモン(堀江貴文)さんが「自分の経験が商品になる」ということを発信されているのを見て、それで自分に関する本を書くことに興味を持ち始めたんです。

母に相談してみたら、Facebookでよく見かけていたらしいサンマーク出版の高橋朋宏編集長のFacebookページを見せてくれて。「この方のような編集長と言われる方が本を作るんだよ」と教えてくれました。

それで、僕は自分の勘を信じて高橋さんにメッセージを送ったんです。「僕の経験を本にしたいんです」って。お母さんにも言わないで、勝手に。それから、高橋さんと会って、本を出すことになりました。

―芭旺さんが小学校へ行かなくなったのは、なぜですか。

いじめがあったのもきっかけの一つなのですが、学校のシステムに「疑問」を持ったのが大きな理由でした。

何かを勉強していて、すごく興味のあることでも、授業時間が終わると、勉強をやめないといけない。なんで2時間じゃなくて、50分とかそのくらいなんだろう、って。

テストのときもそう。問題を早く解き終わったら、本を読みたいのに、「まだテスト中なんだから読んだらダメ」「ちゃんと見直ししなさい」と言われる。見直したとしても、10分もあれば終わっちゃうのに。

勉強することは好きだったけど、学校のシステムが自分に合っていなくて、嫌いだった。それで、お母さんに「もう学校に行かない」と伝えたんです。

―お母さまはどんな反応でしたか。

「よく言えたね」って。それまで特に相談はしていなかったんですけど、僕が学校に行きたくないのに気づいていたみたいです。

「学校へ行かない」と決めたときには、怖さもありました。「友達に嫌われてしまうんじゃないか」って。そんなときに背中を押してくれたのが、『嫌われる勇気』という本でした。

この本に教わったのは、好きなことをやる勇気を持つということ。おかげで今、自分の本を出したり、こんなふうに取材を受けたりすることができています。

僕は不登校はひとつの才能だと思います。それは不登校するという決断を出来るという才能。自分を信頼できるという才能。(『見てる、知ってる、考えてる』より)
 
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