日本人の起源(縄文・弥生・大和)
347629 『縄文の思想』 瀬川拓郎著 @
 
孫市 ( 42 宮城 会社員 ) 19/07/15 AM00 【印刷用へ
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『縄文の思想』瀬川拓郎著
書評・テレビ評2018年1月11日
 
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 本書は考古学者の著者が、これまで歴史学者や民俗学者らが遺した具体的な資料にもとづいて、文字に残されることのなかった縄文人の思想、世界観に迫ろうとしたものである。

 縄文文化とは、約1万5000年前から、先島諸島(沖縄県南西部の宮古・八重山両諸島)をのぞく南西諸島から北海道にかけて、日本列島全体に展開した狩猟・漁労・採集の文化である。一方、紀元前10世紀後半になると、朝鮮半島から水稲耕作の文化が伝わって九州北部で弥生文化が成立し、数百年かけて関東から東北にまで広がった。

 では、弥生文化の拡大のなかで各地の縄文人は駆逐されてしまったのか? そうではない。北海道と南島、そして各地の海辺の人人(海民)は弥生農耕文化を積極的に受容しようとしなかった。彼らは弥生時代以降も、縄文の伝統である狩猟や漁労などに特化して縄文の習俗や思想を受け継ぐとともに、農耕民と共存・交易し、補完的な分業体制をつくりあげた。そのことを著者は、アイヌの伝説と『古事記』『日本書紀』『風土記』の古代海民の神話・伝説に共通するモチーフがあることに気づいたことから始めて、先行する考古学の成果をもとに跡付けている。

 ここでそれを詳細にのべることはできない。だが、海民は弥生時代に入ると、サメやマグロ、カツオなど外洋での漁や、アシカ、クジラ、ウミガメなど海獣類の猟、アワビの大量採捕といった高度な技術を必要とする漁業に従事していたことがわかっている。

 また、北海道の人人も東日本や西日本の海民から新たな漁労具や漁労法を導入し、外洋での大型のヒラメやメカジキの漁をおこなうようになった。農耕民も漁労はしていたが、それは海辺での網漁やタコツボを使ったイイダコ漁など、経験や技術をあまり必要とせず性別や年齢に関係なくおこなうことができる漁だった。

 また、弥生時代には広域の海上交通が発達したが、それを担ったのは縄文時代から蓄積されてきた海の自然知を受け継ぐ海民だった。たとえば現在の青森県日本海側から北海道へ往来していた海民は、日本海から太平洋に向かって流れる激しい潮流を避けるため、青森からはるか沖合に出て、そこで北へ向かう対馬海流に乗って一気に小樽近郊のカムイ岬に到着していたという。つまり彼らは、季節や天候によって変化する海流の知識や、山岳によって海上の自分の位置を知る測量術といった、長い経験のなかで培われた自然知を身につけていた。北海道には、弥生〜古墳時代に本州の海民が訪れ、アイヌの祖先集団と交流していた跡が、洞窟壁画や墓などとしてたくさん遺っている。
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(Aにつづく)
 
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新しい潮流2 私権統合の崩壊と社会収束の潮流(’90・’00年代)
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新しい潮流5 実現派は仲間収束から社会収束へ
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仲間圧力と認識仲間
新しい潮流は、新しい人間関係を必要としている
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本当は、「集団」に入ったのではなく、社会に出たのだ
古い人間関係は、影が薄くなるばかり
関係パラダイムの逆転1
関係パラダイムの逆転2
活力源は、脱集団の『みんな期待』に応えること
収束不全発の適応可能性の探索、その深くて強い引力
充足基調から探索基調への転換
'90年代の危機感と変革期待の行方
秩序収束と答え探索の綱引き
潮流2:戦後日本の意識潮流
潮流3:’70年、豊かさの実現と充足志向
潮流6:’95年、私権原理の崩壊と目先の秩序収束
潮流9:経済破局を突き抜けてゆく充足・安定・保守の潮流
今後10年間は充足⇒活力を上げれば勝てる 
「日本人はいつ物を考え出すのか?」(1) 共認充足が最大の活力源。'10年代はそれだけで勝てる
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現代〜近未来 対象への同化こそが新しい認識を生み出す
大学生が授業に出るのはなんで?
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