西欧科学は狂っている
347624 西洋の善悪二元論と東洋の陰陽二元論
 
竹村誠一 ( 40代♂ 長野 営業 ) 19/07/14 PM10 【印刷用へ
二元論とは、世界や事象を、二つの相互に独立の根本原理によって説明する立場。神話や宗教では、光と闇、天と地、善神と悪神、神と被造物など。哲学史上では、プラトンやアリストテレスの形相と質料、デカルトの精神と物質、カントの理性と感性などの対立にみてとれる(百科事典マイペディアより)。

これは、神という唯一絶対善の存在を前提にして、自然を支配し征服していく西洋思想・西洋科学(346239)に通底している考え方であり、善悪二元論とも言われている。西洋文明に支配された現代人が「二元論」として一般的にイメージするのがこの考え方。

これに対して、東洋思想に通底しているのが陰陽二元論。善悪二元論が自然との対立を前提にしているのに対して、陰陽二元論は自然との一体感を前提にしているのが大きな違い。

以下、「陰陽二元論・タオについて」より。
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「陰陽二元論」は、古代中国から伝わる『易経』によるもので、宇宙のあらゆる要素は、まず太極という、一から分極した、陰と陽という二つのエネルギーによって構成されている、という原理に基づくものです。

 この地球から見た場合、陽は、太陽にあたり、陰は、月にあたります。そして、その中心にいる地球に、私たち人間は生きているわけです。とすると、私たちは、太陽と月が織り成す、暦のリズム、時間のリズムなどの影響を、直接に受け、自然の流れにそって生きなければならないのは、当然と言えるでしょう。

 この陰陽二元論の究極は「太極」、つまり「陽極めれば、陰となり、陰極まれば、陽となる」で、陰陽は、循環しながら、自然の摂理を生み出し、バランスを取りながら、一にして、太極であるということです。
(中略)
すべてのものが、陰と陽になる質を持ち、また陰と陽の質を、重ね持ってもいるのです。
 陰と陽が、一体となって事象が成立するわけです。
 例えば人間の体も、たくさんの陰陽を重ね持っています。
 その結果、自分という人間が存在するのです。
 また、一つのものに裏と表があるのと同じように、日々の生活や仕事上においても、物理的方法の中に、精神性を加えて一体化し、はじめて、真に人間らしい生活している、ということです。

 このように私たちは、陰陽の法則の中で、自然のリズムの中で、生かされているということなのです。
(中略)
陰陽論の中でもう一つ大事なことは、陰陽が交互に並ぶものは、連続性が出るという法則です。
 つまり、陰陽が交互になることにより、その事象が保たれるということです。
 私たちは、昼働いて、夜眠る、という生活を繰り返していますが、このことにより、人間の生命が保たれているということなのです。

 この生活は、人間が決めたものではなく、自然がつくり出した、昼と夜という法則にそって、人間が暮らしているということです。
 つまり自然の法則が、人間に影響を及ぼしているのです。
 それは肉体だけに限らず、精神的なもの、例えば私たちの成長過程で、いろいろな人から教えを受けて、今に至っていると思いますが、受け取るだけではなくて、今度は逆に人に教える、与えることで学び、バランスを取っています。

 私たちの営みすべてに、自然の法則に従ったバランスが、与えられているのです。
 人間は宇宙の法則から外れて生きることはできないのです。
 そして、そのバランスを、自然の法則に従って、よりよく生かしていくことが、人間本来の、心身の健康につながっていくのです。

 陰陽のバランスこそが、人をより豊かに生かす、法則なのです。
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