もはや学校は終っている
347581 わが子を批判する「学校へ行った大人たち」へA
 
池谷菜奈子 ( 23 東京都 会社員 ) 19/07/13 PM01 【印刷用へ
リンクより抜粋

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やがてゆたぼんの「なぜ?」は自殺する子供たちに向きました。夏休み明けに自殺する子供が急増するというニュースを見て、自分でできることをしたいと考え、その子たちにメッセージを発信し始めたのです。

 「死にたくなるくらいなら学校なんか行かなくてもいい」「学校に行くか行かないかは自分で決めればいい」「自由でいい」と。

 小中学生の不登校が14万人を超え、過去最高となっています。しかしあまり知られていませんが、約3年前に文部科学省は小、中、高すべての学校に向け、「不登校を問題行動と判断してはならない」との見解を含む通知を出しています。

 「不登校」を問題視する人は、一日も早く子供を学校に戻し、「登校させるべきだ」と思い込んでいるかもしれませんが、「学校」というのは世界の一部であって、世界のすべてではありません。

 特にスマホやネットが普及した現代では瞬時に知りたい情報を検索することができるし、ネット環境があれば世界中の人とつながることだってできます。子供たちも学校という小さな世界を超えて、世界とつながり学べる時代になってきているのです。

 アメリカではホームスクーリングも珍しいことではありません。働き方も生き方も多様になってきました。

 新しいものもどんどん生まれています。人工知能(AI)の普及でこれまでの仕事がなくなり、新しい仕事も生まれることでしょう。新しい仕事が出現すれば新しい考えや新しい価値観、新しい概念も生まれるはずです。

 周りの人と同じことを頑張ってやっていれば経済的にも報われた高度経済成長期とは、状況が大きく変わっています。「働き方」も「社会人のあり方」も時代とともに変わってきて、所得や学歴より「自己決定」が幸福度を上げる時代になりました。高度経済成長期と違って働き方に「正解」がなくなり、それぞれが「答え」を選び取る時代でもあります。

  ゆたぼんは自分が行きたい時に学校に行くという「自由登校」の道を選びましたが、ほとんどの子供が当たり前のように通っている学校に自らの意思で行かないことは、ものすごいエネルギーが必要です。

 学校では「みんなと違う」ってことで叱られたり、白い目で見られてコンプレックスを持ったりすることもありますが、社会に出たら「みんなと違う」が武器になったりします。だから「みんなと違う」を責めるのではなく、それを生かせる生き方をすればいいと思います。
 
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