現代意識潮流を探る
346888 “脱おっさん” 人生100年時代、新たな生き残り
 
匿名希望 19/06/18 PM10 【印刷用へ
人生100年時代、“おっさん”がもう一度“会社で輝こう”という動きが広がっている。これまでの「定年まで我慢」が通用しない時代になったというのだ。“脱おっさん”に必要な5つの力、そして、ちょっとしたことで変身できる秘策…。会社で輝き、プライベートも充実させる。人生100年時代、新たな生き残りの道を探る。

会社人生が激変!5つの具体策とは?
合原:今、おっさんから抜け出そうというプロジェクトが進んでいます。

武田:私のような、おじさんサラリーマンの皆さん、働く意味ややりがいを見失い、くすぶっている状況であっても、そこから抜け出せます。一体どうやって?と思いますよね。今夜は、その具体策をクローズアップします。

“会社の鎧”脱ぎ捨てることがスタート
おじさんサラリーマンから抜け出す“脱おっさん”。まず大切なのが、長く勤めた会社という鎧(よろい)を脱ぎ捨てること。今、それに挑んでいる大手自動車部品メーカーのエンジニア、根津幹夫さん、48歳です。

商品開発に長年携わり、今は企画開発のリーダーを任されています。しかし、50代を目前に控え、仕事のやりがいを維持できるのか不安を抱くようになりました。

根津幹夫さん
「キャリアプランて何?を全然考えてもいなかったので、役職定年になったらどこへ行くの。仕事もやりたいことができるのか。給料下がってモチベーションが続けられるのか。いろいろありますよね。ネガティブな要素ばっかり出てくる。」

根津さんが始めたのは、「他社留学」と呼ばれる研修です。主に大企業に勤める人が対象で、元の企業で働きながら、週に1回ほどベンチャー企業でも働くというものです。少ない人数で新規事業に取り組むベンチャー企業では、個人の能力や主体性がより問われます。その経験が、人生の後半戦を切り開く力になるというのです。

しかし根津さんは、会社人生で染みついた自分の現実を思い知らされます。研修先は、人材紹介のサービスなどで急成長しているIT企業。社員は31名、平均年齢は33歳です。

社長との面接で…。

IT企業 加藤健太社長
「うちみたいな会社に来て、根津さんが得ようとしているものは?」

根津さん
「私自身プロパーの社員だったので、経験値というのはどうなんだろう。自分が通用するのか、生かせるのか。もう本当にいろいろあって、正直どれというのは何とも言えない。」

加藤社長
「プロアクティブ(積極的)に自分が動かないと、たぶん、ぽっと入っても『おじさんが来た』みたいな感じで、根津さん自身が、どの辺をどういうふうに関わってみたい、学びたい。そこを、ご自身で考えてもらったほうがいいと思うんですよね。」

自分は何がしたいのか。根津さん、うまく答えられませんでした。翌週、根津さんは研修を仲介している会社へ相談に訪れました。

人材紹介会社
「大企業の皆様って、どちらかというと会社の事情があって、そこに自分を合わせていく。」

根津さん
「それはありますね。」

人材紹介会社
「自分だったら何ができるかわからないけど参加したいと思えるか。『私』をどう出すか、ということだと思うんですけど。」

これまでの根津さんの会社人生には、なかった考え方でした。

根津さん
「ちょっと弱いところが出ましたね。自分で言うのもなんですけど『あっやべえな』。今までは『会社の中でどうしたい』『何ができる』『何がやりたい』と考えていたのが、その会社という枠を外された途端に『あれ?』って感じになりました。」

3週間後、根津さんは再び、研修先のIT企業を訪れました。面談の場で、根津さんは…。

根津さん
「とにかく全部受け入れます。いい悪いはかかわらず、それによって化学変化が自分の中で起きるのか起こすのか両方あると思う。おっちゃんパワーで頑張りますよ。」

根津さん
「よろしくお願いします。」

加藤社長
「期待してます。」

根津さんの“脱おっさん”計画がスタートしました。
 
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